▲ 集熱板
▲ ファンボックス(左) と ダンパーと温度スイッチの入ったユニット(右)
昨日は びおソーラー というシステムの講習会に参加しました。
まず びおソーラー とは何か・・・
▼こちら 『びおソーラー』サイト
http://tenomonogatari.jp/bio-solar/
簡単に言うと、、、、
・冬は、昼間、太陽熱で温めた空気を取り込んで、家を温める。
・夏は、夜、少し冷たくなった外気を取り込んで、家を冷やす。
・そして、システムが動いてる間、新鮮な外気を取り込む。
という3つの要素があるソーラーシステムです。
24時間稼働し、なにかしらやっている というものではありません。
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以前から、OMソーラー そして そよ風 というシステムがあります。
びおソーラー を含め この3つ、基本的には同じ考え方なのですが・・・
簡単に言うと 『 性能が違う 』 という感じです。
OM > そよ風 > びおソーラー
びおソーラー が「一番性能が低い」というのではなく
少ないんです。
びおソーラーの主なパーツは 大きく言うと 上の写真の3つです。
集熱ユニット(ヨコ方向のダクトを兼ねる)
ダンパーと温度スイッチのユニット
ファンボックス(つまり換気扇)
それらをダクトでつなぎ、1階の床に差し込む。。
マイコンの操作パネルもなく、スイッチだけ。
換気扇は 流通品を使うので、高価でもないし、
故障の事を考えると、生産中止にならず安心。
超単純なシステムである事
20年30年経っても修理交換できる事
「 家は単純であるべき 」と考える私には、それがすごくいい!
そして価格は・・・
大雑把に言うと、50万円(税別)。
(会員の設計者、さらには工務店に頼むともっと安い)
そして、実際の効果は・・・・
それなりにある!(笑)^^
それなりに っていうのがいいです。
もちろん、そのシステムが効果を発揮するためには、いろいろ検討が必要だし
高気密高断熱は必須なのだけど・・・
それも、どこまでの効果を求めるかは自分で選べばよく
アバウトさがあっても、
「 そんなに寒くなければいいや 」
と思える人には、、、お勧めしたいです。
「どうせお金を払うならそのシステムでいろいろまかないたい」
と思うなら高機能の OMソーラー を選べばいいし
そもそも、そんなシステムを否定する人もいるわけだから、
だれにでも勧めるものでもないし
まあ、結局 家というのは
その人の価値感を表すものであり
もっと言えば
その人自身を表すものなのです。
オール電化 がいい! さらには
IoT 化 され、全て可視化された家がいい!
という人には、絶対に勧めません。
「 家は、そんなにすごくなくていいんじゃない 」
という人は、ちょっと検討してみてください!
これは、休憩中の写真ですが・・・
参加者の年齢は、結構高かったです。
若い人は興味ないのかな~・・・?