( 50代夫婦のこれからの家~マンションリノベーション:大宮の家 )
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先日お会いした人からの相談で、現地を見に行く事になり
その人の車で、行きました。
車の中でいろいろお話していて、
その人が50代である事を知りました。
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50代・・・
自分が意識するわけではなくても、周りが変わっていきます。
社会の中で求められる役割が変わります。
親の年齢もいっきに高齢に入り、
それまで意識もしなかった 『老い』 というものを突き付けられます。
その人も、やはりご両親の 『老い』 があって
離れて暮していたけれど、実家の近くに引っ越してきたそうです。
その時にはじめて 家の事に直面し
「家というものを意識し始めた」
と言われました。
細い路地に面する土地
寒い家
急な階段
高齢になって住むには辛い家です。
その人は、遠くない将来
その家をどうにかしなければいけないという事から
ご自分が建替えて住む事を考えはじめたそうです。
そんな事があって 家に興味ができ
近所に作られる建売などを何件か見られ
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何千万も払って手に入れるのにふさわしくない。。
という感じがしました。
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と言われました。
都心なので、どうしても
狭小地の3階建て(車庫あり)
です。
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よく考えられていると思うんですが
何か違う。。
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悩む理由を営業マンに話すと・・・
「 そんな事を考えてはダメです。
家を買うには思いっきりが必要なんです。 」
と言われたそうです。
そう言われてその人が言った事は・・・・
(つづく)
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私が40代の時に、
50代だったご夫婦の家の改修工事の設計をさせていただきました。
・ 風樂房
・ なずなハウス
・ 大宮R
さらにご夫婦のどちらかが50代という事では
・ 高輪の家R
・ s a t o * s a t o
も。。
こうしてみると 50代の家 って結構やってますね。
50代からの家づくり・・・ 同年代としていっしょに作りましょう!
40代の時には、少し上の先輩 という安心感とともに
家にたいする考えというか要求の穏やかさを感じていて
設計がすごく楽しく穏やかにできた思い出があります。
自分が50代になって、
老いとか世の中での立ち位置とかをいきなり感じ出し
なんだか微妙な立場にある 『50代』 というものを知りました。
あの時の施主のみなさんの気持ちとか感覚みたいなものを
今、本当の意味で、なんとなく理解できる気がします。
もちろん設計していた時も理解していたつもりでした。
そう・・ つもり。。
穏やかで自然体のご希望を「実現したい!」と必死にやりました。
そんな40代だった私は、当時の施主のみなさんには
どんなふうに映っていたんでしょうね。。
40代もよかったです。
社会の中での役割としては一番の時だったのかもしれません。
でも、50代になってわかる事は・・・
50代はいい。^^
50代からの家づくり・・・ 同年代としていっしょに作りましょう!
◆今日も読んでいただきましてありがとうございました。
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◆家を建てよう! とか リフォームしよう! って思った事も 「 選択 」 です。
では、いったい誰に頼めばいいのか・・・
多くの人は、困り、業者を探す事に不安になり、工事を心配します。
建築業界に対して 何か悪いイメージ って無いとは言えません。
確かに、工事の事は一般の方にはよくわかりません。
なので余計に不安になります。
だからこそ、設計事務所に依頼する意味があります。
施主の「こんなふうにしたい」をちゃんと理解し、図面化し、工事をチェックします。
1人でやろうとするのは、特殊な人を除いて、時間とお金の無駄で、
その結果も 「 よくない 」 という話をたくさん聞いてきました。
まず、パートナーを見つけたり、アドバイスを頼む事が一番よい 「 選択 」 です。
新築やマンションリフォームはもちろん、戸建て住宅のリフォームを得意としています。
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