20年前ある建築家に依頼した家。1階は円形のプラン、2階の半分は浴室とインナーテラス。施主はとても気にいっていました。しかし…お子さんの成長とともに、「居場所」のない家になってしまいました。
元の家を尊重しつつ、家族それぞれの居場所のあるやすらげる家に作り変えました。
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写真は新しくなったLDKのキッチン部分。右の茶色のドアや窓は既存のままです。手前側に壁が曲がってくる「曲線」を感じてもらえるでしょうか。。
「Before」の写真。円周に沿って作り付けのキッチンがあった様子がわかると思います。「円」は「中心に向かう規則」が生れます。初めてお宅に伺った時、なんだか苦しい感じがしました。リノベーションでは「円の拘束」を断ち切り、直線のキッチンを作りました。「使い安い」とご夫婦は言ってくれました。ご家族の暮らしから「肩の力が抜けた」ような気がしました。
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円の部屋を作る事が悪いわけではありません。このご夫婦は、お二人の暮らしの時にはとても満足されていました。
ただ、現実にお子さんが生れ、育ち、「暮らしが変わる」事に、「中心に向かう」強い「円の規則性」は対応できなかったのです。
この家のリノベーションでは、円の形は残しつつも、直線の要素を入れて「円の規則性」を壊してしまいました。新しくなったキッチンの写真を見て、「スーっ」と抜ける感じ・・・わかるでしょうか。
その結果・・・「ほっと息が付ける」ような「開放された」感じになりました。
工事前は、どこを見ても視線が円周上の壁(窓も含めて)にぶつかっていました。それが苦しさを作っていたのかも。。
この家は確かに特殊な形の家です。
円という「規則に縛られた」という事は確かにありますが、、一般的な家にもそんな「規則に縛られている」部分が、実はあるんです。
その規則とは・・
その家自身
この家はこういう家・・と、住む人は決め付けています。
でももしかすると、違う形に(間取りを)作り変える事ができるかもしれません。
それが、今のあなたの、、これからのあなたの「暮らし」に合うものかもしれません。
あなたの家は、、、
なんだかいつの間にか「息苦しく」なっていませんか?
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石神井の家(建築家設計の家のリノベーション)
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