最低限を知る事 + 余力を持つ事 = 余裕 = 楽しさ
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まあ なんだかんだ言っても、家を持った事は、なによりも 安堵する事 です。
工事中の心配事からの解放もあり、新しい家へのとまどいもあり、引っ越しや荷物のかたづけという当面の一大事もあり、様々な感情が入り混じる状態から、新居での暮らしが始まります。
でも、新居での第1日目の気持ちは、言葉には表しようのないものだと思います。
その気持ちを忘れずに・・・ とは言わないけれど、、時々、その初々しい気持ちを思い出して欲しいです。
新居でかたずけも終わり、気持ち的にも一段落したところからが、「暮らしを楽しむ」のスタートです。くれぐれも、いつまでも引っ越しの段ボールを残しておかないように!新居に移る前から モノの整理 をしてあれば、かなり、段ボールの数も少なくなります。それでも、決心がつかず 持ち越した段ボール箱の中身は・・・ 段ボール箱のまんまかもしれません。それを、、、「見なかった事」にせず、注意深く観察しましょう。しばらくしても使わないものならば、もう必要ないものなのかもしれません。
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家づくりにおいて、「最小限」 を知り、「余力」 を持った事で、、新しい暮らしに対して、きっと 「余裕」 を持って 見る(考える) 事ができると思います。 もう (完成して) モノが何も入っていない 家の状態を知っています。その時の 広がり感 や すがすがしさ を実感したはずです。必要最低限の暮らしの道具もそろっています。 自分の家です。 なにもあわてる事はありません。 仮のモノ で暮らしを繕う必要はありません。 じっくりと時間を掛け、吟味し、所有する事に充実感を感じるものをそろえていきましょう。それは・・・ご自分にとって、本当に必要なモノです。それら ひとつひとつの存在が、暮らしを楽しくしてくれます。
「余裕」を持っていれば・・・ 「いらない」 という選択もできます。
「余裕」があるから・・・ 家時間 を味わう事ができます。
「余裕」があるから・・・ 移り変わる光や風や時間を感じる事ができます。
「余裕」があるから・・・ 優しくなれます。
「余裕」があるから・・・ 楽しむ事ができます。 楽しい事を見つけられます。
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最低限を知る事 + 余力を持つ事 = 余裕 = 楽しさ
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おしまい
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最低限を知る事 + 余力を持つ事 = 余裕 = 楽しさ