5月1日・令和の最初の日、美術館に行きました。「皇太子殿下が御即位される事を祝して」国立の美術館が入館無料になりました。
ここは、国立近代美術館・工芸館。本当はここではなくて国立近代美術館に行くつもりで来たら、工芸館で「備前」の展覧だったので見る事にしました。
でも、この工芸館、「美術館」としては移転する事になり、去年で閉鎖になったんだっと思ってた。。まだ、続くんですね。
入口のドア。いつ見ても素敵です。
エントランスから階段を上ると展示室。ここは2階のホール。ここがまた素敵な空間です。
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「備前」は、大雑把に言えば「土その物と火」で表現される器ですので、全体的には、これまた大雑把な表現をすると「一色」。美術展ではめずらしい感覚です。
単純だから奥深いのですが、作る人達にとっては「自分の特徴を出す」事や「新しい表現を作る」事が難しい世界だと思いました。それでも「違い」を出す人達がいます。「天才」・・・天が与えた才能・・・ってあるんだな~と思いました。ものすごい努力があってできることでしょう。
たまたま知って見に来た「備前」展・・・素晴らしかったです。陶芸の詳細については疎いですが、気になる人(作家)を見付けました。これから作品を探してみたいと思います。
「備前」展を2周まわって、最初の目的の国立近代美術館に向かいました。
(つづく)