ある家の設計で、基本プランはまとまったものの、そこから、何かがしっくりこなくて、ずいぶん時間を使ってしまいました。
でも、なんとか、年内・・・というか、最後の日だけど、、、なんとか間に合って、施主に案を送りました。
何か・・・意図的に何かしようとすると、とたんに、ダメになってしまいます。
わざとらしさが、目に付く、鼻に付く。。。
そんなものじゃないんだ・・・。
よく、「遊びでこんなふうにデザインした」なんて言うが、
私は、それがダメ。
モノにはちゃんと理由がある。
サクラダファミリアも、ガウディ―は実験をしてあの形を決めたのです。
自分に説明できないものを、施主に説明できないのです。
写真は LWH002 の2階リビング
http://s-coco.net/works/LWH2/LWH2_2014.html
2階なのにはき出し窓 ・・・なのは、
小さな土地で両脇に建物にはさまれている家だけど、
写真正面は崖で、この家が何者にもじゃまされない象徴であり、
その景色を満喫するものだからです。
ただ、いくら大人の男性のすまいだといっても、まった配慮もなく「どうぞお好きに!」と手渡す事はできません。
「窓の掃除・・・どうするの?」っていう、当たり前の問題があるわけですが、そのための手掛けになるように、室内側に手摺があるのです。強度を確保するために十字に木の手摺を付けてます。
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そのLWH002を始まりとして、今年は、4軒の施主宅で、再び、『見学会』をさせていただきました。
家づくりを考える人にとって、、、設計事務所を探してる人にとってと言えるかもしれないけど、実際に見る事が一番理解できます。
特に、完成時とはちがって、数年、実際に住んでいる家ですから、表面的に「わ~すごい」というのとは違い、しっかりと、「住むための家」として、理解してもらえるはずです。
しかも、そこに住む人と直に話ができるのですから、モデルルームに行って判断するのとはわけが違います。
なので・・・
来年も、やりたいと思っています。
施主のみなさん、、、よろしくお願いします!
来年は、、、あなたのところです!・・・(誰に言ってる。。?)
というわけで、今年のブログは終わりです。
そうだ・・・
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