先日、『日本の家』展に行きました。
戦後から現代まで、「日本の家」はさまざまな社会状況を反映し、形を変え続けています。
そこに「建築家」が問題をあぶりだしたり、新しい形を提案したりと、「日本の家」の形と在り方に関わってきました。
13にテーマわけされた展示ですが、、「なるほど」と思う事もありました。
「建築家っていったいなんなんだろう?」という事も考えさせられます。
(会場構成は、イマイチ ルートがわかりにくい)
展示物は、図面、写真、模型はもちろん、動画が多く使用されていて、かなりのボリュームがあります。
『建築』『住宅』『建築家』などに興味ある方には、歴史と「日本の家」の流れを俯瞰でき(るか?)とてもよい機会だと思います。
ぜひ時間を取って見に行かれるといいと思います。
模型も多くありますから、お子さんといっしょでもいいかもしれませんが、、、
模型とか家に興味ある高学年以上の子なら、楽しめるかな、と思います。
▲ 篠原一男 『白の家』 写真
▲ 篠原一男 『谷川さんの住宅』 写真
個人的に印象深かかったのは、 篠原一男さん。
純粋な形態に込めた思い・・・あらためて振り返ってみたいと思いました。
とにかく、写真がカッコよすぎる! しびれます。
▲清家清 『斎藤助教授の家』 原寸大模型 外観
▲清家清 『斎藤助教授の家』 原寸大模型 内部
「これを見たかった!」というのが、見に行った動機のひとつです。
真新しい展示用の模型ですから、当然味わいもなく、感じるものも少ないのですが
「清家清」という人の『思考』を、わずかでも感じれたらいいな~ と思いました。
天井の高さが高くて、意外でしたが、和室があっても、とてもモダンでした。
大人のデザインです。そうゆう姿勢を持ち続けたいです。
▲清家清 『斎藤助教授の家』 原寸大模型 内部 オリジナル家具?
係の人に、これは触ってはいけないと言われました。
建物は存在しないのですが、これは、使われていたものなのかもしれませんね。
こうゆう丹精な家具がとても気になる今日この頃。。
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会場内の、あるところから、撮影がOKになります。
自分が撮ったものを見ると・・・
巨匠達のものばかりを撮っていました。
最近のものに、いかに興味が薄いか・・・という表れかも~(笑)^^;
場所は、東京国立近代美術館。
2000年前後で大改修がありました。
外壁、内壁で ボーダータイルが使われいるんですが、改修の時にそのタイルの割り付けの施工図を書きました。
懐かしいです。
それがそのままできたのかどうかは わかりませんが
ちょっと自慢です。(笑
でも、いっしょに行った妻に
「そんな事言われても、ぜんぜんわかんない・・」
と言われました。(涙