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【リノベーション】 ドキドキしている柱達(?)

昨日は、実家リノベーション・板橋の家(R)のお引渡をしました。

きょうは、むすこさんご家族が引っ越してきました。

新しくなった家の新しい暮しの始まりです。

**

写真は、工事前、クロゼットの壁の中にあった柱です。

「に六」   という文字が書かれています。

これは、大工が柱に書いた番号です。

その番号にそって、柱が建てられて行くので、とても大切なものなのです。
今回、この文字を残しました。お子さん達が、字を覚え、読めるようになった時、この家を建てた大工さんが居た事を知るかもしれません。

そう思うと、

気づいて、、、「これ何?」って質問されるのを待つ

カウントダウンが始まったような気がしてきます。

 

約10年前に書かれたこの文字は、

時と時をつなぐスイッチ・・・

かもしれません。。

 


以前は壁の中にあった柱が、部屋の中で自立する存在感のあるものに変わりました。

3本あります。

この家の新しい住人に 3人の男の子がいます。
3本の柱と3人の子供が、これからどんな関わりを持ち、どんな思い出を刻んでいくのでしょうか。。

柱にとっても楽しい時間が始まるのだと思います。

んな日が来るとは・・・

10年前、ボードで封印された3本の柱達は、思いもしなかった事でしょうね~

もしかすると 3本の柱達は今・・

ドキドキしているかもしれません^^。

 

**

せっかくリフォームしたのに、「こんな柱がでていたらおかしい」という考えもあるかもしれません。

丸っきり作り変え きれいにしてしまうのも、リフォームの一つの方法です。

 

私は、むしろ「(柱が)出ていていい」と考えます。

さらに・・・

きれいに色を塗ったり、上に何かを張ってしまうのではなく

「 そのままがいい 」 と思います。

 

でも、現場の人達には嫌がられるんです。

 

なぜでしょうか?

容易に想像つくと思います。

(*もしよかったら、あなたの考えを教えてください。)

 

なにもかも「きれいにする」事がいい事、、、とは

私は思いません。

 

3本の柱と3人の子供達 のように

何か、その家と、そこに住む人の間で、物語のようなものができたら、楽しいと思っています。

 

物語のようなもの とは・・ 

家と人の心がつながる出来事

というふうに考えてもらえばわかりやすかもしれません。

 

そんな事を考えるのも、リノベーションの面白さです。

 

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少し考え方を変えると、できるかもしれません。

「こんなふうにすればいいかも」

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