【階段室の窓 アフター (まだ工事中)】( 石神井公園の家(R) )
【階段室の窓 ビフォー(引っ越し直前)】( 石神井公園の家(R) )
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住んでいる家を、、または、購入した中古住宅を、、
リノベーション(大規模リフォーム)する場合
その家を 否定しない ほうがいいと思います。
「 こんなひどい家 」
「 こんな住みにくい家 」
「 こんなぼろい家 」
と言うなら・・・
そこに住んでいるのは誰ですか?
そこに住むのは誰ですか?
そこを選んだのは誰ですか?
他の誰でもない、そこに住む人自身です。
『目の前にある家をこれからどうしたらいいのか?』
と考えた時、、、方法は3つあります。
1)建替える
2)リノベーション、または リフォームする
3)売る
どれが正しいという事ではなくて
選んだのは、そこに住む人自身 です。
選択したのが リノベーション ならば
家を否定ばかりする という事は、
自分の選択を・・・ もっと言えば 自分自身を・・・
『否定する』事です。
そこから発想するのって、、、きついですよね。
なにもかもが気に入らないし、なにもかも変えないと満足できない。。
そうなれば、構造も不安だろうし、暑い寒いが嫌なら断熱もやり変えないとダメだし・・・
となれば、ほぼ全部解体するしかない・・・
ならば、建て変えたほうがむしろすっきりしていいはずです。
工事をしない部分を残したりすると、
それを見るたびに 『 嫌な気持ち 』を感じてしまいます。
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マンションのリベーションの場合は、
基本的にほぼ解体するところから始まりますから
悩む事なくきれいさっぱりするかもしれませんね。
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『否定する』とどうなるかをいろいろ書きましたが
要するに・・・
住み始めてからの時間が大切 ・・・ という事なのです。
たとえ変わったのが家の一部だとしても
「 こんなふうになってよかったね~ 」 と思って暮していくのと
「 やっぱりここもやっておけばよかった。。」 と見るたびに悔んで暮すのと
ぜんぜん違うと思います。
せっかく工事したのに
いつまでも『家の嫌な部分』に意識が集中してたら
その家での、大切な時間 が 『よくないもの』 になってしまいます。
私は、このブログでも何度も書いてきましたが
自分の家が持てるって、本当に幸せな事です。
家は家族のようなものだし
自分の時間をともにする大切な場です。
その家を良く思えない ・・・ というのは
とっても悲しい事です。
質問
その家のいいところはどんなところですか?
(気に入ったところはどんなところですか?)
もし、これに答えられないのなら
リノベーションするのは止めたほうがいいです。
⇒ 否定しない(1) 【リノベーションの考え方】
写真は 石神井公園の家(R) の階段室。
窓を作り変えました。(工事途中)
元の窓は、玄関ドアと関連づけられた 細長い木製の片開き窓でした。
重くて、開けると道路から家の中がまる見えになるし
風にあおられて危ないし・・・
窓としては、あまり機能的ではありませんでした。
ただ・・
外観を特徴づけていた窓でしたから、
なんとなくその面影を残しつつ、
簡単に開けられて、常に換気ができ
外からも見られずに済むよう
付き出しの窓を 2つ重ねました。
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