合掌
アトピー! アトピー!
本当にやっかいで大変な病気です。
赤ちゃんから、中高年まで長く苦しくつらい病気です。
私も小さい時から、辛く悲しかったです。だから、治すためのことは何でもやってきたつもりです。
ステロイドも沢山使いました。その結果、全身ヘルペスにもなりもっとすごくすごく苦しみましたが、
おかげでやっときれいになりました。
アトピーってどうしてなるのでしょう?
1、もちろん体質はあります。
解毒が弱く免疫力が弱いのです。また、第一子はアレルギーが出やすいのです。
2、食事が悪い。飲み物が悪い。
偏食がひどい、甘いものばかり、加工食品、ファーストフードなど添加物の多い食事、
外食や、買ってきた惣菜などばかりの、身体を酸化させるような食事。
糖分、人工甘味料、添加物だらけの缶やペットの飲み物。
3、不潔な生活。
カビの発生したお風呂や植木鉢,変えない汚れたシーツやまくらカバーなど
掃除をしない部屋。
そして、原因を治さず、安易に強いステロイドで抑えた結果、皮膚の免疫も体の免疫も落ち
大人のアトピーになってしまうことも多いです。
そして、
私のたどり着いた結論からお話しすると、
アトピーを治すためには条件がいくつかあると思います。
*食事
偏りのない栄養豊かな食事。(砂糖、刺激物を除く)
農薬や化学的な添加物のない安全な食事
*薬 (ステロイドでない)
私の場合は、漢方薬と適正なサプリメント。
*清潔な毎日
どれもかけてはいけないと思います。
*特に食事は大切で、
コンビニの食事や外食を食べながら治すことはできません。
また、飲み物もミネラルウオーター以外の缶ペットの飲み物はいけません。
もちろん、入れたお茶はいいです。
砂糖、甘いものもいけません。砂糖がカルシウムを消費してアレルギーを起こしやすくします。
また、極端な小食、偏食も健康な皮膚を作れずいけません。良いオイルも皮膚には必要です。
*海藻、キノコ、貝類、きれいな油、農薬や添加物のない野菜や魚、肉を広くできるだけ加工食品でなく
素材から作ることが大切です。
*添加物の入ったドレッシングやたれ、ソースを使わず、その都度自家製する。
*とんがらし類のような刺激物を取らない。
*養殖より天然、油も動物性油脂やマーガリンでなく、オリーブオイルココナッツ、亜麻仁、えゴマ、米油、ごま油を使用する。
*薬
。なぜステロイドを避けた方がよいのか?
それはステロイドの性質にあります。
ステロイドは抗炎症作用はとても有ります。
ですが、
免疫力の低下だけでなく、細菌を繁殖させます。ひどい場合は日和見感染によりヘルペス(アトピーよりさらにひどく治りにくい)
になります。私はなりました。
ステロイドの副作用は使用する範囲や期間が長いと白内障や心臓、血圧、腎臓にも影響が出ますが、
とにかく免疫が落ちるので肺炎などの感染症をとても起こしやすいのです。
又、
アトピーの場合皮膚の症状の悪化は、黄色ブドウ球菌に感染していることが多く、ステロイドはその黄色ブドウ球菌を
より増加させるので、その時抗炎症作用で抑えても、次は菌がかえって増えてもっとアトピー自体をひどくしていく悪循環
となります。
又、漢方的に言うと、
アトピーの患者さんはほとんど陰虚(自己冷却する能力が低下している状態)です。
ところが、ステロイドの性質は純陽(全く熱が加わるだけの作用)なので、ますます陰虚がひどくなります。
しかし、
長くステロイドを使用していて切り替えるのは大変なので、しっかり環境を整えて切り替えることが大切です。
。清潔な毎日
ひどい場合には、1日2回低い温度でシャワーを浴び、すぐ殺菌保湿します。
私のところでは近頃は、マヌカオイルを塗ってもらっています。
殺菌力も強くかゆみも良く収まり色もつかず使いやすいと思います。
とにかく大切なことは
*食事
*薬
*清潔な日常
どれも欠けてはいけないということです。
いけないものを食べてしまうと、即、皮膚が悪化し、かゆくひどくなるので
きれいな肌の日々を取り戻すためには大変ですが、一日一日の積み重ねしかありません。
。漢方的には
解毒して、陰虚を滋陰し、陰平陽秘(冷やす能力と代謝のバランスが正常にある状態)にするのです。
残念ながら、和漢薬には、陰虚を治す処方が少ないですが、中医では、陰虚に使うものも多いので
私は、アレルギーにも良いので、真珠やシルクパウダーも使います。
そして何より、目先のことだけでなく
基本の、食事や生活から、本当に身体を健康な状態にすること!!
そのことこそが、
きれいな肌であるためには、アトピーを本当に治すためには、
どうしても必要なことではないでしょうか!!!
再拝
本門八品 上行所伝 本因下種 南無妙法蓮華経 本国寺 雅諒