尼さん漢方医心と身体のお話

法華宗本国寺の住職とA級国際中医師である私の心の持ち方や、

元気に生きるための、お話です。

*安易であること。

2014-04-26 03:03:09 | 雅諒のささやかなお話。
庭の木香ばらです。これから、沢山のいろいろなバラが咲きます。
合掌
  先週、韓国で、大変な事故が起きました。沢山の命が失われ、心が痛みます。

   この事故も、私から見ると、

  会社が、船長が、乗組員が、いろいろのシステムが、もっときちんと厳しく行われていたら、

  とにかく、もっと、安易でなかったら、起こっていなかったかもしれません。



   安易になることと、本来、選ぶべき、するべき事には、何の違いが有るのでしょう?


  そこに有るのはやはり、大きく一番には、、、人間の心の弱さ、甘さでしょうか。



    悪魔がニャッと笑って


       楽したら?


       そこまでやるの?


       お前がしなくてもいいんじゃないの?  と


    心弱く、優しく、気弱な、自分に優しいあなたにささやきかけます。


     はたして、

   
      他人に迷惑をかけない安易さならいいんでしょうか?


    たぶん、いいんのでしょう。


      でも、その安易さによって、結局、一番損をするのは、自分なのではないでしょうか?


    人生で、大きく後悔しないためには、


     やはり、


       悪魔じゃなく、仏様や神様に、頼りたいですよね。!


     そして、

       
       仏様や神様に、正しく生きる勇気を頂く方を選びたいですね。


     そして、


       正しく頑張った後には、、、、笑顔が!、安心が!、幸せ!、、が、きっと、待っていると思うのです。。。!!



    
    本門八品  上行所伝  本因下種  南無妙法蓮華経    本国寺    雅諒 



 


*うつということ。

2014-04-19 02:32:40 | 雅諒のささやかなお話。
 桜欄です。  咲いた後の、花がらから、又、花が咲きます。
合掌
  うつってどういうことでしょう?

 一私見として、

   うつとは、

      真面目すぎる人が、

       あまりに考えすぎ、脳が、心が、疲れ果てた状態とも思えます。

   
    今の日本は、そういう人が、多いと思います。


   漢方でいうと、気虚でしょうか。

  つまり、

      元気がない、勇気がない、やる気がないという、気持ちが、虚している状態です。


  又、又、一私見として、


      心の持ち方や、信仰、食事や、環境を整えることにより、


       その状態を脱するきっかけになる人もいると思うのです。


      又、治療中の人も、大いに改善する手助けになると思います。



   先日、テレビでも、医師による、考え方を変えるセミナーというのが、公開されていました。


    薬だけで、解決する問題ではないと、先生方も考えていらっしゃるのですね。      


  実際,以前、そういう男の方が相談にいらして、


    飲み物は、缶コーヒーばかり、インスタントラーメン、菓子パン、そんなものばかりが、ほとんどでした。


  が、彼は、本来は、働き者で、頑張り屋さんでした。


    そして、食事や、心の持ち方を、変えていくことで、


   とても、明るくなられ、元気も、やる気も出てこられました。


    全てが、そう、簡単にいくとは、私も思っていませんが、



  ぜひ、ちゃんとした食事や、生活の仕方、心の持ち方、天の存在も、考えてほしいのです。


   又、皆さんも、より心身共に、健全に暮らせるよう、


    お食事からでも、ちゃんと、心や、精神を支える食品を取っているか、見直してみてくださいね。



  そして、


    いつも、どこからか、


     仏様や、神様、ご先祖様が、見守っていて下さることも、忘れないでください。。。。!!  



  
   本門八品  上行所伝  本因下種  南無妙法蓮華経   本国寺  雅諒

*珍珠。

2014-04-12 02:24:49 | 雅諒のささやかなお話。


八重桜。              フリージア。            木香ばら。      南国は花の季節です。
合掌
  珍珠とは、真珠のことです。

 皆さんも、子供の夜泣きに、ヒヤキオーガンとか、御存じでしょう。中に入ってます。


  *真珠は、安神定驚、清熱解毒、収斂生肌。

      いわゆる漢方の精神安定剤です。

    他にも

       *胃酸の中和。

       *抗ヒスタミン作用。

       *抗アナキフラシー作用。

       *皮膚では、黄色ブドウ球菌に、抑制作用。

   
   精神的ストレスからの、胃潰瘍や、血圧にも、私は使います。じんましん、アトピーなどにも使います。

     化粧水に入れても、美肌にいいんです。



   ところで、漢方⦅中医学⦆では、

     健康状態を示す、、、陰平陽秘(いんぺいようひ)、、、という言葉があります。


   たとえるなら、

     車のエンジンが、順調に廻って、冷却もうまく行って走行しているような感じでしょうか。

     又、副交感神経と、交感神経が正しく、バランス良く働いている状態とも言えます。

  
   真珠は

      陰虚といって、冷やす能力が落ち、陽が暴走しているようなのに使い、

      冷やす能力を、補って、陽の行き過ぎを抑えます。


   今、ドライアイ、ドライマウスとかよく聞きますよね。、、漢方では、陰虚と考えます。



    近頃は、身体の方だけでなく、心の方も、陰平陽秘のようにいかない人が多いですね。



   私も、こころがけて、


    情熱と理性が調和した、、、陰平陽秘な人、、、になりたいと思います。

   
    再拝


   
  本門八品    上行所伝   本因下種   南無妙法蓮華経    本国寺   雅諒    



  


*心を養うのみもの。

2014-04-02 02:15:50 | 雅諒のささやかなお話。


合掌
   日本という国は不思議な国です。

 緑茶の原産国は、中国です。なのに、茶道のように、世界中から、お茶の国として、認められているのは、日本です。

  お茶という素材を日本人のこだわりや、感性により、茶道としても花をさかせました。

 ですが、今の日本はどうでしょう? ちゃんと、朝からお茶を入れてのむ家族がどのくらい有るでしょう?


   ペットボトルのお茶じゃ、だめなんです!!


   あの、入れたての香り、味わいに、くつろぎや安らぎが生まれるのです。!!


 日本人がお茶をちゃんと、入れてのまなくなってから、大きく、大切なものが失われた気がします。


   緑茶が、心を養うのみものであるのは、茶道にも表れていますが、


  何より
      *緑色であること。、、、、、身体を還元する、、、抗酸化作用があります。


      *入れてのむ時の手間、こだわり、香り。、、、、心、精神、脳への作用、、、ゆとり。


      *成分による働き。、、、、カテキン、テアニン、フラボノイド、ビタミンC、亜鉛、葉酸、、、お茶の産地に、インフルエンザ、がんが少ない。


                     *認知症の予防、、、、、緑茶は、医師も認める、唯一認知症の予防になる飲み物です。



      *砂糖などを加えないで飲むこと。、、、、このことは大きい、、、、、、糖尿病の下地にならない。



   きれいな女性には、お家に帰っても、やはり、優雅に、お茶をいれて、たおやか、であってほしい。


    煎茶に少し抹茶を加えて、入れて飲むと、そんなに難しくなく、おいしいお茶を入れられますよ!


    子供さんの多い家族は、玄米茶もおいしいです。 ミネラルいっぱいです!


    コーヒー党の方も、一日一杯でも、ぜひ、ぜひ、お試しください。


    又、コーヒーとは、違った、味わいと、忘れていた何かを思い出されることでしょう。



  どうぞ、近くにいらしたら、ぜひ、是非、お立ち寄りください、、、美味しいお茶を、一服差し上げたいと思います。



  本門八品  上行所伝  本因下種  南無妙法蓮華経   本国寺  雅諒