尼さん漢方医心と身体のお話

法華宗本国寺の住職とA級国際中医師である私の心の持ち方や、

元気に生きるための、お話です。

*髪の毛ということ。

2015-03-30 01:55:39 | 雅諒のささやかなお話。

合掌

    昔から、髪の毛のことは、血余と言われてきました。



  つまり、身体の栄養状態が、髪の毛の状態に表れるという事です。



     私も、若いとき、腎臓を痛めた事も有って、長年、白髪で随分悩んできました。



  一昨年くらいから、ヘアカラーにかぶれるようになって、本当に、ここ2年くらい、髪にすごく、いろいろな種類を、




  試し、お金も、テレビのCMでしているのはほとんど試し、高いセットをクレジット組んだりして沢山使いました。




    今月になって、あるきっかけで、すりゴマ大匙山盛り2杯(約15~20g)、焼き海苔2~3枚、毎日食べるようにしました。



もちろん、それまでもゴマも、海苔もよく食べていましたが、努めてちゃんと食べるようにしてみました。



  なんと、なん~と、髪が黒くなってきたのです。本当です!



  え~っ、うそ~っ!!



  あんなに、いろんな会社のヘアカラートリートメント、いろいろ、クレジット組むほど使ったのに~。



  すりゴマと焼き海苔3枚で~!




  という感じになってまーす。




    いつも、バランスのとれたちゃんとした食事と言っていた人なので、




  十なん万のシャンプー、リンスにすりゴマと焼き海苔が勝ったみたいで、




   私としては、とても嬉しいです。




     ところで、皆さん、知ってます?




   Caを取らなくちゃと、牛乳毎日1L以上とか飲んでいませんか?



   牛乳を飲むのは良いのですが、水代わりに1L飲むと、それだけで、バター33gも取ちゃうんですよ!



      油を取るとき、必要なものは、何でしょうか?



   Zn、、、、亜鉛です。



亜鉛不足になると、脱毛します。




   亜鉛の不足は、イライラや、目がぴくぴく、足がつるなどの事が起こります。



      以前、妙壽堂に、サッカー男子の脱毛の相談がありました。



   彼は、Caの補給にと、水代わりに牛乳をのんでいて、乳脂肪の取り過ぎで、亜鉛不足による脱毛だったのです。




      今の、若い人は、とにかく、亜鉛不足の人が多いです。



   まず、



      * インスタント食品、ファーストフードなど、ミネラルが欠けた上に、亜鉛を消費する油の多い食品。



      * 魚貝、海藻を食べないので、とにかく、亜鉛が不足。



      * 緑茶( 入れたもの )を飲まず、コーヒー、ペットボトルの飲み物ばかり。

      
          緑茶には亜鉛がちゃんと含まれます。




    今や、小学生で白髪が有る子が、結構いたり、若い女性でも髪の薄い人も多いです。




    これは、やはり、食事が大きくかかわっていると思います。





      朝、パンとコーヒーとかの人も多いですが、



    ごはんに、納豆、海苔、具沢山のお味噌汁とでは、大きく取る品目も違いますが、



    結果、酵素、ビタミン、ミネラルなど、大きく差があります。





    *パン、コーヒー、、、、バター、マーガリン、ジャム

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     パンは無添加で、      

これに + ヨーグルト (砂糖なし)、胡桃などナッツ、、、、、、バター、マーガリン、ジャム,ハム、ソーセージは避けましょう。
             +


             トマト、パセリレタスなどにオリ-ブオイル、
             すりゴマ、ハーブ塩、
             玉子、ちりめんじゃこ、ツナ水煮などをプラス。




     *ごはん(七分米、玄米の方がより良い)

      納豆+すりゴマ、玉子

      海苔

      お味噌汁+きのこ、わかめ、小松菜など、(ダシに、かつをぶし、昆布末)

      緑茶(入れたもの)、、、、認知症を防ぎます。




   ほんの少しのちょっとした食の改善によって、




     私は、長年の悩みの白髪が良くなり、



     ある人は、アルツハイマーにならない



     ある人はがんにならずにすむ




   だって、だって、、、人って、食べるものでできでいるのですから!!!




      今からでも、遅くありません。



      今日から、



      できるところから、、、、改善していきましょう!! 





     再拝



 本門八品  上行所伝   本因下種  南無妙法蓮華経   本国寺   雅諒    

 
       

 



 



  



  

*母の力。

2015-03-09 04:36:43 | 雅諒のささやかなお話。


 合掌

  もうすぐ、母の七回忌が来ます。


 亡くなって、一日も母のこと忘れる日は有りません。



    というより、生きている時より、いつも見守ってくれている気がいたします。


  
 全く、悪い事やずるいことなんて考えたりしたりできない、そういう気がします。



    もちろん、私の母は、生きている時も、ずい分、怖い母、厳しい母でした。



 生きている時は、はっきり言って、優しい母と思ったことはないくらい、厳しく、怖いけれど、頼りになる母でした。



  困った時は必ず何とかしてくれる、助けてくれる母でした。



 最後まで、いけないことはダメと言い、良いことは、応援してくれる母でした。




   母の力って何でしょう?




 とにかく、夫や子を思い、一日一日の努力の積み重ねの結果なのです。




   とにかく、私の母は、私のことを良~く見ていました。



  遠くから、近くから、真近で、ずっ~と、私の事を見守っていました。



  人として、子としてちゃんとしているかどうか、見張っていました。




     私はいつも、人を植木鉢の花に喩えますが、



  とにかく、見守り、世話をし、水をやり、肥料をやり、日を当て、風を通し、はじめて、立派な花を咲かすことができるのです。





      どの子供も、両親だったり、片親だったり、代わりの人だったりはするけれど、



  お世話されて、叱られて、愛されて、大きく育ち、花を咲かすのです。





     ご飯を炊き、お味噌汁を作り、玉子焼きを焼き、御馳走でなくとも、野菜炒め、煮もの、カレー、焼き魚、



  手作りのものを、子供に食べさせることは、もちろん、経済的にも、惣菜やお弁当を買うよりかかりませんが、




  とにかく、私の見る限り、




  母の味、その家の味を作ることで、子供は非行に走りません。




     近頃、世間では、少年が、悲しい目にあったり、酷いことを起こしたり、毎日のように




  どうしてと思うことが起こっています。




     政治家や教育者は、学校や先生の事を何とかしなくてはと言ってますが、




  何んといっても、根本は、家庭であり、親だと思うのです。




    つまるところ、母の力だと思うのです。



  そして、そして、根本の根本は、母の料理、食べさせることだと思います。




    ご馳走でなくとも、おっぱいから始まり、毎日、朝、晩、、朝、晩、の繰り返しです。



  子供や家族の栄養、健康を考えての繰り返しです。




    私もそうして育てられました。



  いつもより、遅く帰ると、どうしてか?



  いつもより、暗い顔をしていると、どうしてか?



  いつもより、ご飯を食べないと、どうしてか?




    毎日、~、母は、子どもを見守りつ続け、何を考えているのか、ちゃんとしているのか、



  誰より信じられる子供に育てていくのです。




     それにはやはり、母の強い意志が必要です。



  
   自分の子供を守り、ちゃんと一人前に育てるという、強い意志の積み重ねです。




   優しく、粘り強い毎日の積み重ねです。





  心を込めて、愛情を込めて、一番基本の食のところから、積み重ねましょう。




   そして、




   いけないことをはっきりいけないと言い、良いことをしっかり応援いたしましょう。





       必ず、、、母の力は、実ります!!





       再拝




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*目も心も身体も喜ぶお料理。

2015-03-02 03:57:24 | 雅諒のささやかなお話。


 合掌 

   庭のしだれ梅も、もう過ぎて、桃の花や、それから、桜の季節がもうすぐです。

 
  きょうのメニューは、

  
  1、フランスパン( 阿久根のブーランジェリ、サンセリテの無添加パン)の上に、バターの代わりに、


       オリーブオイルに、ハーブのお塩、すりごま、鰹節の無添加のおだし、、、、、良く混ぜて塗ります。
                            
                            ちょぴりお醤油。
                                           これは、パンに良く合い、すごく美味しいです。



       のせているのは、


     タコ、ゆで卵(固ゆでにならないよう注意)、アボガド、パセリ、ミニトマトなど、、、、オリーブオイル、ハーブのお塩

                                             カボス、鰹節のおだしで和えると

                                             まるで、マヨネーズのようになり

                                             このままでも、酒の肴になります。



      真中は、鳥のムネ肉のグリルしたのをスライスしてのせています。



   2、タンタン麺のまねっこです。



       麺は細い番手のパスタです。

       鳥のムネ肉のミンチにお味噌、とんがらし、又は、豆板醤など、醤油、鶏がらの無添加だし、、、、、炒めて半分より多い

                                              くらいを具として、残りはスープに。

                                              スープには、鶏がらだしを足して、調整

                                              してくださいね。


       別のフライパンで半熟の目玉焼き、鶏肉といためた、キクラゲ、かいわれ、ネギ、を飾ります。上から、ちょっとゴマ油を。



            意外と、本格的なできばえで、好評でしたよ。




   3、ステーキを、大根おろしとかいわれで、きゆうりや夏野菜、舞茸の炒めたのを添えて。





   4、沢山の、有機野菜、キノコ、トマト、ホタテ、鳥のミンチなどのスープ。




       ハーブのお塩などで、優しい味、とても気持ちも柔らかくなるスープ、ご飯を足すとリゾットのようにも。





   5、ジャンボ餃子、、、、、、皮は有機の小麦粉に、ゴマ油、塩ひとつまみ、適量の水で練り30分冷蔵庫でねかせます。


                 皮を個数分にわけて、麺棒でのばします。


       具材は、エビや、ホタテ、鳥のミンチ、干しシイタケをもどし、舞茸、ニンジン、玉ねき、白菜、をきざみ、

       ゴマ油、生姜、塩、だし、たまご、をいれます。




   6、満腹でご機嫌の華蓮ちゃんです。





      残り物の寄せ集めでも、ちょっとした、アレンジで、見た目も、味も、美味しそうでしょう!!



      お砂糖を使わなくても、有機や、無農薬のお野菜で、優しい甘みが出ます。



      大豆も水煮にしておいて、一つの素材として、使ってみてください。



      スープも、お味噌汁の身としても、身体も喜びますよ。



      皆さんなりのお得意の使い方、発見してみてくださいね。



     楽しんで、お料理いたしましょう!!



     沢山の、笑顔を咲かせましょう!!





        再拝





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