『Rei』(さとうみつろう著)によれば、
「思い(無意識の)」と「行動」は真逆、「行動」と「現実」も真逆、「思い」と「現実」はイコールとなる。
頭がカタイので、こんがらがっちゃって訳わかんないとこもあったけど、すごくおもしろかった。
試しにアル中の夫を持つ共依存の妻をこれにあてはめてみる。
思い:妻は夫に酒をやめてほしくない(無意識)。
行動:良き妻として夫を支える。夫が酒をやめてくれることが自分の心からの願いだと信じてるし、周りにもそう見える。
現実:しかし夫は死ぬまで酒をやめられない。
・・・とかってことになるのかな?
平和のために活動する人の前には、平和じゃない世界が。
ピアノの練習に打ち込む人の前には、うまく弾けない現実が。
若づくりに余念のない女性の前には、老いという現実が。
このReiの説が100%ホントかはわからない。けど、おもしろいなと思った。
実は私はアンパンマンがあまり好きじゃない。
困っている人、おなかをすかせた人を探して笑顔でパトロールする姿がな。どうもな。
こんなこと言っちゃダメなのはわかってる。でもでも。なんかもう、どうしたってウスラ寒い。あれ、困っている人を欲してないか?
みんなの幸せのために行動するアンパンマンの前には、バイキンマン(悪)という現実が。そしたらアンパンマンの無意識の思いって・・・。
Reiの法則に当てはめてみたらどうなるか。
『アンパンマン』には、ナガネギマンていう正義の味方も出てくる。
普段はナガネギを作ってて、それを売って暮らしてるらしい。普段の姿は気のいい「ネギーおじさん」だが、ひとたび事件に遭遇するとダンディな「ナガネギマン」に変身し、悪と対決するのだ。
ネギーおじさんのほうが断然いい。正義を生業としていないから。
自分でもねじまがってる自覚はある。ゴメンナサイ。