その月の終りに突撃隊が僕に螢をくれた

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屋外や広い空間では平気なのだが

2016-08-01 15:25:02 | 生活

 ある時から連れ合いの声を聴くのが少し辛くなるようになった。連れ合いがムーミン体型になるとともに、声が体でよく反響するようになったのである。いわば声楽家と同じで、体がコントラバスのようになったわけである。
 反響の良い狭い室内では声がよく響く。体調が悪い時には、それがちょっと辛く感じるようになったのである。
 その話をした時に、連れ合いはちょっとショックを受けていたが、まあオジサンの耳がデリケートすぎるのである。

 それで、MUSEのコンサートでも一時的に難聴になってしまったというわけだった。ただ、この状態は長くは続かず、異常な大音量に耳の方が次第に慣れて、3曲くらい難聴が続いた後に、またちゃんと聴こえるようになった。

 それにしても、リードボーカルのマシュー・ベラミーは凄い。彼の歌はCDで聴くのと全く変わらない。いや、もちろん生の声の方が良いに決まっているのだが、CDの声が良くある音響的に加工されたものではないことが良く判った。マシューは、伸びのある声で2時間歌い続けた・・・
 更に、彼のギターとピアノの演奏も素晴らしかった。マシューは6歳からピアノを習い、14歳の時にギターに転向したそうである。

 マシュー、ベースのクリストファー・ウォルステンフォルム、ドラムスのドミニク・ハワードの3人のメンバーで、一番人気があるのはドラムスのドムなのだそうである。確かにコンサート会場でも一番声が掛かっていたかもしれない。
 ベースのクリスも渋かったし、3人の演奏はそれぞれに素晴らしかったのだが、それでもオジサンはマシューの伸びやかな声と多才な演奏テクニックがとりわけ光っていたんじゃないかと思う。

 映像と光を駆使したステージ演出も良かったし、まあオジサンは難聴になりながらもMUSEのコンサートに満足したのであった。
 願わくは、音量をもう少し下げ壹美健 水光槍てくれれば、オジサンも難聴にならなかっただろうし、マシューのボーカルの声も、もっと良く聴こえたのではないかと思ったのであった。

 それにしても、MUSEのコンサートの聴衆は、みんな行儀が良かった。みんな2時間、立ちっ放しでご苦労さんであった。
 オジサンは2階席の最前列でステージが良く見えたので、座ったままで楽しませてもらった。オジサンと同じように座っている人もいたが、きっと往年のロックファンであるオジサンかオバサンだったのだろう・・・
 22時、アンコールも終わって、オジサンは大満足して地下鉄の駅に向かったのであった。

 ・・・ということで、オジサンのレポートはここまで。脇道に逸れっ放しだったな。
 言い忘れたが、オジサンは聴覚機能が良くて耳がデリケートだと書いたが、音感が良いということでは決してない。
 いや~、それにしてもMUSEのコンサート、良かった! また、機会があったら聴きに行きたいな~