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12日目。 自己評価と他者評価の差異。もし万が一、バドマガに載るなら・・・?

2020年03月16日 | バドミントン
こんにちは、堀井です。

さて、2月マーク模試の結果(紙のもの)が返ってきました。
自己採点と、実際の得点との比較も返ってきました。
完璧に自己採点できていた人(自己採点と実際の得点が全く同じだった人)が、何人いたでしょう?

正解は、36人中、1人でしたー!!

おお!すごーい!!ではありません。
全員が一致させてくれないと、困るのです。
中には、20点、30点、それ以上に点数がズレている人もいます。
注意力?慎重さ?軽視している?
どうしてそんなにズレるのか…。

18日に返却するので、くれぐれもよくチェックしてみてください。

自己採点で思い出しました。
今日のお話は、自己評価と他者評価の相違について。

自己評価、自分で自分を評価すること。
自分はこういう人間だ。こういうことができて、こういうことが苦手。
と、自分のことは、自分が一番よく知っているはずです。

でもでも、周囲の人と話をしてみると、
「えっ、俺ってそう思われてたの!?」と、驚くことがあります。
私も最近、ビックリすることがありました。

普段から私は、バドミントンをしています。(レベルは高くないですが、けっこう真剣に)
バドミントン仲間との会話の中で、
「もし自分が、バドミントンマガジン(というバドミントン専門の冊子)の表紙を飾るとしたら、どのショットを打つ瞬間を切り取ってほしいか」
という話題になりました。(そんなことありえないけど。)

つまり、「どのショットを打っているときの自分が一番輝いているか」という話です。
やっぱり、一番かっこいい瞬間を切り取ってもらいたいじゃないですか。
かっこいいフォームで打つと、いいショットが打てるものなので、
それはつまり、「得意なショットが何なのか?」っていう質問とほぼ同義。

自分の中に、これは得意だ!というものが、いくつかあります。
カット?フォアドライブ?クロスネット??自分の代名詞的なもの・・・??
その中のどれかなー?って、決めかねてしまったので、「え、俺の場合ってなんだと思う?」って聞いてみたんです。
そしたら、予想外の返答。
「プッシュじゃないっすかね?」「たしかに!私もそう思いますー!」
「えっ、プッシュ??むしろ苦手と思ってるんだけど、プッシュ??」
「いや、上手ですよね、安定感ありますし」

聞いてみないと、わからないもんですね。
プッシュなんて、苦手意識の塊で、工夫と努力を重ねて少しは克服したかなって思ってたけれど、まさか一番がそことは。

たまには、自分の評価を聞いてみるのも、おもしろいですよ。(ちょっと恥ずかしいけどね。)
他人から見えてる自分って、意外に自分から見てる自分とは、違うみたい。

バドミントンを教える時に心掛けていることはバドミントン以外を教える時にも心掛けていることだった

2019年08月16日 | バドミントン
最近、バドミントンの教え方をほめてもらいました!
教え方が上手だって言われると嬉しいです。
仕事柄、教えることについては、よく考えていると思うので。
数学や他のスポーツなどを教えている経験と、プレーヤーとして努力してきたバドミントンが結びついて評価してもらえることは、かなりの喜びです。


というのも実は、バドミントンの顧問をした経験は、まだ1年間しかありません。
ソフトテニスやハンドボールなど、他の部の顧問として過ごした時間の方がはるかに長いという…
バドミントンを教えた経験が豊富な訳ではないのですが、それでも、そう言ってもらえることをありがたく感じています。


さて今日は、なぜそう言ってもらえるのかを考えてみます。今日の記事は大作ですよー。笑
バドミントンを教える機会がある人は、わかりやすいかと思います。
バドミントンをしない人は、他のスポーツや他の指導の場面に置き換えてみてください。
人に何かを教えるとき、こういう考え方もあるんだって、参考になる部分が少しでもあったら嬉しいです。なかったら、お前まだ未熟だなってメッセージ下さい…。笑



指導のとき、気を付けているポイントその①
相手が今、問題意識を持っていることに対して指導する

バドミントンの指導をしていると、基礎打ちやノック、パターン練習、試合練習、その度に反省を求められます。ですが、私が「まずAを直したらいいのに!」と思っても、相手が「Bができない!」と強く思っていたら、Aという技術についてのアドバイスは相手にとって二の次です。
その認識のズレをなくすために、練習前に「今の課題は?」と聞いておくと、練習中に注目すべきポイントBが明確になります。相手にとって最重要な課題、心を占有しているモヤモヤはBなので、Bに対してのアドバイスはすんなり入っていきます。

また、今の課題Bを知らなくても、打ち方や構え方のクセを見ると、「あ、この選手はこれが苦手だな」とすぐにわかることが結構あります。そういうときには、その苦手なところに何球か打ち込んであげると、「そうなんですよ、それが苦手(今の課題B)で…」となることが多いです。たとえそれが課題Bでなかったとしても、相手の問題意識を喚起することで、アドバイスを聞いてもらいやすい状況になります。

とにかく、相手が求めていることに対してアドバイスをすることは心掛けています。
だから試合練習が終わった後も、「何ができて何ができなかった?」「何が嫌だった?」「何を考えながらやってた?」と質問から始めると、相手の腑に落ちやすいアドバイスができるのかなぁと。

良く考えると、これは数学でも。
授業でよく使う言葉は「パッと見て、解き方のアイデアは?」です。
それ以外にも、「なんでここで平方完成したの?」「この計算過程のどこがわからないの?」「この問題を見て、最初にどうしようと思った?」などなど。頭の中で何を考えているかは見えませんが、そうやって生徒がどう思考しているかを表面化し、それに対して処方箋を出すようにしています。



指導のとき、気を付けているポイントその②
相手の技量が10だとしたら、それが11になるようなアドバイスをする

たまにいます。あれもこれもとアドバイスする人が。
でもそれは、相手のためにならない。消化不良を起こす。
人間、そんなにたくさんのことを一気には考えられない!!

自分の上達してきた過程を思い出してみてください。
10だったものが、一気に20になった試しなんてありません。
スマッシュが満足に打てないのに、ジャンピングスマッシュが打てるわけがありません。
相手が上達する道のりは、自分が上達してきた過程でたどった道のりです。悩んでいるということは、回り道や遠回りをしているところ。それを軌道修正し、次のステップへと導いてあげるのが、良いアドバイスです。

これは、教職教養で学んだ「発達の最近接領域」というヴィゴツキーの考え方。大好きな言葉。
自分ひとりの力ではできないけど、誰かの手助けがあればできたり、気づけたりするレベルのこと。その生徒がどの段階にいるのかを把握し、どういう手助けをすればどこまで到達できるかを見極め、的確な手助けをすることこそ教員という仕事の醍醐味だと思っています。

つまり、何ができていて、何ができていないのか。その判断。
そして、現状から何をどう変えられるのか。「もっと筋力つけろ」は、アドバイスじゃないと思っています。身体の使い方、動かし方、感覚、様々な状況への対処の仕方、読み方、ポジションなどなど、その人が次のステップへ行くための要素を見て取り、「次はこれだ!」というもの1つに絞って(これが難しいのだが)アドバイス。
その1つのアドバイスのみで「あ、上手くなった」と感じさせられたら、勝ち。



指導のとき、気を付けているポイントその③
でも、20の景色も話しておく、見せておく

景色をね。それができると後々どうなるのかっていうね。
自力で苦手なショットを何とかしようとすると、変な癖のついた振り方、打ち方をしちゃうことが多くて、それはまあ、今のレベルだから何とかなってるけど、将来的にみると上達の妨げになっちゃうよってやつ。
ラウンドから身体をコートの外に投げ出しながらの捨て身のクロスドロップ。それから、ダブルスのレシーブの時にいつもフォアで構える人。リストスタンドしてないバックのレシーブ、回内運動、回外運動せずにラケットブン回す人。他にもいろいろと。

これができて、応用が利くようになったらどうなるのか。
例えばこういうすごいショットが打てるんだよ!って見せたりしておくと、苦手克服に対するモチベーションが上がったりするかも。
でも、そのためにまずはここからね!って感じで、やっぱり10を11にするアドバイスを。



指導のとき、気を付けているポイントその④
その人がわかる言語を使う

例えば私、カットを打つのは割と得意でした。
球足の長いカットは、スライダーを投げるイメージ。
球足の短いカットは、縦のカーブを投げるイメージ。
そう、野球をやってたから、イメージしやすかったんです。
だから野球経験者には、そう話します。
(リバースカットは最近しっくり来るようになりました。これはシンカーを投げるイメージですが、実際にシンカーは投げたことないです。だから時間がかかったのかな?
逆に、リバースカットのイメージでボール投げたらいいシンカー投げれたりして。笑)

でもそれを、野球未経験者に話しても、「は?」って感じになるだけですね。
その人が何をやってた経験があって、どういう例えをしたらわかってもらえるかが重要で。
小学校や中学校でスポーツやってた経験は必ず聞きます。で、似た感覚があったら使います。
スポーツって、合理的な身体の使い方しないと上手くプレーできないので、その合理的な使い方ってかなり共通点多いと思うんですよね。
野球やってた経験はバドミントンに生きたし、その2つがソフトテニスに生きたし、その3つがハンドボール(指導)に生きたし。

一例。シングルスのフットワーク苦手な人によく話をするのが、フィギュアスケートの話。
スピンを始めたとき、広げている手足を、身体に近づけていくに従ってスピンが速くなる。
「ああ、たしかに。」
つまり、手や足やラケットが身体の中心軸に近い方が、速く回れる。
「ふーん。」
ラウンドやバック側のレシーブのとき、素速くターンするには、手とラケットをドアみたいに回すんじゃなくて、できるだけ1本の棒のように回れると速いってことだよ。
「なるほどー。」
という感じで、その人に伝わりやすい、わかりやすい例を出すことも、大事だと思っています。



指導のとき、気を付けているポイントその⑤
問題意識のない問題点を咎める

ある程度のレベルになると、とりあえず問題なくプレーできるようになります。
どのショットもそこそこ打てる。それなりに試合にもなる。でも、上級者との差はある。
攻撃も、守備も、つなぎも、そこそこにできる。だけど、そこそこ。上級者に見えている景色が、まだ見えていない状態。
何となくストレート(クロス)に返球している。何となく同じリズムで打っている。何となくそこにポジショニングしている。
上級者に言わせると「それをクロス(ストレート)に打てばいいのに」「もうちょっとタッチのリズムを変えればいいのに」「なんでそこにポジションしないの」という状態。

これは、何となくやっているだけに、性質が悪い。
自分の感覚の中では、そうプレーするのが普通になってしまっている。そしてそれを疑っていない。
疑っていない場合は誰かが気づかせないと、ずっとそのまんま。
もしかして自分自身も、誰かにそう思われてるかなー。
「あいつ、まだあのプレーできないままだよ!数年前から全然変わってないよ!!」って。こわいなー。

試合をしながら、そういう箇所は見るようにしています。
だって、無意識にやっているのであれば、読めるからね。
対戦相手のそういうとこ見つけたら、ラッキーですよ。楽できる。
とにかく、無意識でやってることが問題だ!
と、意識して初めて、その問題への対策を考えるわけです。だから、意識的に相手の無意識を見てます。


以上、5つ、大事にしていることを書いてみました。


ああ、書いた。
今日はすごく書いた。
でも、自分が教える時に考えていることを具体的に言語化できて、なんだか満足です。
誰かに何かを指導するときのヒントになったら。
あ、でも、まだあるなー。ほめ方とか。やる気の出させ方とか。
それも書きたいなー。

本当に上手な人からは何を教えてもらうべきか

2019年02月12日 | バドミントン
先日OBとして、大学バド部の練習に参加しました。
その練習には講師を呼んでいました。あるOBの発案です。
そこで感じたことを備忘録的に書いておこうと思います。今日は本当にメモです。


個人個人がばらばらに聞きに行くと、一人当たりがその人に影響を受ける時間はすごく少なくなる
できるだけ、全体への講義・実演 → やってみよう → 個別にチェック → もうちょいこうしたら → それを踏まえて次のメニュー → ・・・ というサイクルを回したい


今回はこういうテーマ!と決めて、それに沿った体系的なメニューを提案してもらう
テーマの数は2時間で多くても3つくらいか。
さらに1つのテーマにつき、ステップを3つくらい作って、「①ノック → ②パターン → ③実践」のような順を追ってもらうと特にレベルの低い人にとってはありがたい
で、①は講師に徹底的に教えてもらって、②とか③とかを自分たちでやってるうちに、上手な人だけ集めてちょっとレベルの高いことを教えてもらうとかできたら良い


この練習方法は、自分が1年だけバド部の顧問をしたときにやっていた
3コートをレベル別にして、全てのコートの練習メニューを別々に


コーディネーターが部員たちの現状を把握し、どんな状況で(何ができて何ができてないか)、どんなこと(技術、考え方、戦術、パターンなど)を指導してほしいかを事前に伝えておき、ある程度講師にも事前の理解をしていてもらう


もしかしたら講師よりも、コーディネーターの資質が問われるかも
コーディネートするのも1人だときついので、主将、女子主将あたりにチームとしての現状把握と課題を挙げてもらうことを割り振って、それをコーディネーターがチェックして、実際に部員のことを見た上で、講師の人に伝えられたら、講師も気持ちの準備がしやすく、部員たちも「今日はこれを聞くんだ!」って気構えで臨むことができるのではないか


部員サイドから見ると、その人に何を聞くべきか迷う
だからこそその講師が得意なことは何なのか、事前に分かっているとよい
Youtubeなどでその人のプレーが見れるなら、事前に見ておいて、これがすごい、これについて聞きたいってことを洗い出しておくことも大事


せっかくそういう機会があるのだから
並のOBからじゃ教えてもらえないような、上手な人だからこそ知ってるコツとか考え方とか
そんなの俺らだって教えられるよ!ってこと以外の事を吸収できたら、やっぱり効果が最大化するのかなと

何年かぶりの夏合宿3日間

2017年08月20日 | バドミントン
今日はバドミントンの話。だけど、普段の生活に応用できる意識の話です。


大学バドミントン部の合宿に参加してきました。
チームはとても良い雰囲気で練習していました。
レギュラークラスの選手はやはり動きがキレていて、そりゃそうだよな、レギュラーはこうでなきゃなって感じ。
その中でもエースは別格の動きを見せていて、さすがだなーと思わされました。


でもでも、チームが良い雰囲気であるためには、大切なのはむしろレギュラー外の選手で。
その人たちがどういう意識、モチベーションで練習に取り組んでいるかが、チーム全体に大きな影響を与えるものです。
今回はそういう下級生たちの元気が良くて、OBで後輩のK君も言っていたけど、
厳しい練習の中でもちゃんと意欲的に取り組んでいる様子が、すごく伝わってきました。


さてさて、指導をしていて感じたことですが、
フォームに欠点があったり、苦手なフットワークがあったり、打てないストロークがある人。
僕にも多かれ少なかれあるので、そうなんですが、「できない」にもレベルがいろいろあって。
Ⅰ、ダメなことを自覚できていない
Ⅱ、ダメなことは自覚できているけど、どう改善するかのイメージができてない
Ⅲ、ダメなことが自覚できていて、自分なりの改善方法もあるけど、その改善方法では解決できない(改善策が間違っている)
Ⅳ、ダメなことが自覚できていて、適切な改善方法を実行できている


この中でよくアドバイスを求められるのは、Ⅱの人です。
「どうしたらいいか、わかりません!」と。こういう人には、イメージを作ることが大事です。
今どうなっているから、それが上手くいってないのかを説明します。そしてそれがどうなればいいかを説明して、イメージを作り上げます。
その上で、コツをつかませてあげればOKです。
コツは、日常生活での動きや、その人がそれまで経験したことのあるスポーツ、その人が得意にしている(すでに身につけている)プレー
などから、参考になるものがないか探してあげられれば、短時間でつかめます。
リストスタンドや、回内、回外など動作の基本を身につけている人ほど、コツがつかみやすいです。


問題はⅠとⅢの人で、自分では疑問を持たずにやってしまっているので、こちらからの働きかけが必要。
なんでそうしてるの?って。
Ⅰの人は「???」って顔をします。なんでそんなこと聞くんですか?って顔。
Ⅲは、「誰かにそう言われたから」って人が多い気がする。
自分ではその「誰かからのアドバイス」の正しい意味や役に立つケースなどを理解していない。だからこそ正しく消化できていない。
とにかく疑問を投げかけて、もう一度考えてもらうところからやり直し。
「なんで?」と聞いて、問題意識を掘り起して、「あー、じゃあどうすればいいんですかねー?」って思ってもらってから、アドバイス。


誰かの本で読んだのかな?
「問題を解決する力」よりも「問題を発見する力」の方を鍛えなきゃいけないって。
今回の合宿での指導を通して、改めてそう思いました。
上手な人は、自分でどんどん問題を発見して、自分で解決策を見つけることでどんどん成長する。
たとえその解決策が間違ってたとしても、しばらくすると解決策が間違ってることも発見できて、改善できる。
かくいう僕も、自分のプレーをビデオで見るようになってから、ぐーんと成長しました。
初めて見たときは課題だらけで愕然としたけどね。


問題を発見できたら、その瞬間にどうすれば良いか、改善策を考えずにはいられないのが人間ってもんです。
だからこそ普段からアンテナを高くして、問題点をたくさん発見したら、たくさん成長できるのではないでしょうか。
最後の夜に、エースのやってる充実した練習を見ながら、そんなことを考えました。


今日のキーワード
問題を発見する力。
問題を発見しようとする意識。

バドの練習試合の引率

2013年09月08日 | バドミントン
今日はY高校で練習試合でした。
今年からバドミントン部の顧問になったばっかで、
山梨バドミントン界ではぺーぺーなのに、いろんな先生が誘ってくれます。
全然俺の力じゃないです。
偶然にも、バドミントン界に俺の親父と一緒に働いたことある先生が多くて、話しかけてくれます。
世の中ではこれを親の七光りって言うらしいです。
お父さん、あざす!!
(注:高校まで野球部だったから、山梨バド界に知り合いが少ないのです…(泣))


練習試合の時、顧問って意外に大変で、
生徒たちがアップしてる時に対戦表を作って、
試合してるときには男女6面すべてに目を光らせ、
ダメなプレーがあったときはポイントの合間に声を掛けて、
試合が終わったときにアドバイスをしながら、
たまーに最後の方で相手校の強い生徒と打たせてもらって、
今日はすごく楽しい練習試合でした!(あれ、大変じゃない。笑)


バドの顧問になって、いちばん嬉しいのは、
生徒たちに的確なアドバイスができることです。


振り返ってみると…
ソフトテニスやってた時は、アドバイス求められても全然対応できずにコーチ任せ。
3年間、いろいろ勉強して、自分もそこそこプレーできるようになって、
「ここが変!」ってところは見つけられるようになったけど、それだけ。
生徒を悩ませるまでしかできてなかった。


今は、
「これを意識してみたら!」
「この技術はこういう時に使えるよ!」
「今の試合はどうだった?じゃあ次はこうしてみたら?」
などなど、悩ませた先に、道しるべを作ってあげることができている。
だいたい生徒の悩みは、自分が通った道でもあるから、
自分がどうやって解決してきたか、それが大きな財産になっている。


相手校の選手も、アドバイスもらいに来たときに、
最初はちょっと怪訝そうな顔して聞いてるけど、
俺のアドバイスがはまると、だんだん真剣に聞いてくれて、
表情をみるだけで、ああ、アドバイスした甲斐があったなって顔をしてくれます。


ソフテニの3年間、もどかしかった分だけ、今の喜びは大きいです。
3年分の鬱憤と、バドミントンに関わりたい!という気持ちがエネルギー。
今考えるとあの3年間は、雌伏の時だったんだな。笑
自分なりにちゃんとバドミントンやってて良かった。
大学で下手くそな俺と打ってくれた仲間に感謝。
今も下手くそな俺と一緒にバドやってくれる友人に感謝。