Brush US UP!!

教育をメインに、自分にも読者にも問いかけるブログ!
自分も生徒も共育!
社会の変革期、一緒に考えましょう!

日本代表の言葉を拝借

2013年08月24日 | バドミントン
大学バド部の合宿に参加しました。
俺らの時と違って大所帯。30人超で活動していました。
初心者の割合が少なくて、そこそこ打てる人たちが揃っている。
あー、いい環境で練習できてみんな幸せだなーと、行ったときに思いました。


でも、練習が始まってみると、そうでもない。
30人もいて、外からは活気があるように見えるし、
俺らの時代よりも確実に個々の技術レベルは高いのですが、
実際に中に入って一緒にプレーしてみると、物足りなさを感じる。


やってるうちにわかったこと、雰囲気って大事。
個人個人が持ってる雰囲気。バドミントンをみんなで楽しむ雰囲気。
このチームはそういう雰囲気を作り出せる、増幅させられる部員が少ないんだなーって。


人が集まって、チームができる。
チームの中では人と人との相互作用が起こり、相互作用の連鎖がチームの雰囲気となって現れる。
相互作用が少なくて、「ファイトファイトー」しか言わなかったら、つまんないよね。


やっぱり、「個の力」が大事なんじゃないでしょうか。
場を盛り上げる力、チームを引っ張る力、他人のやる気スイッチを入れる力、バカになって全力で周囲を巻き込む力、
ギリギリの所であと少しだけ頑張らせる力、課題をブラッシュアップする力、わかりやすく技術的なアドバイスをする力、などなど。


今は、人について行く力しか持ってない人が多すぎ。
1人あたり1つでもいいから、チームに対して「これができる!」ってのを持ってないと。
あいつがいないと雰囲気的に痛いなーって思ってもらえる個性が揃ってないと。


みんな同じようなそこそこの実力で、同じようなことをそこそこにやって、没個性ではだめ。
それぞれに個性があって、相乗効果でチーム全員が成長していくような組織にしないと。


俺が大学生の頃、下手くそだったけど、人数少なかったけど、雰囲気はすごく楽しかった!
思い返してみると、個性的なヤツが多かったなーって思います。
人数が多い組織では埋没しがちだけど、やっぱり自分オリジナルの色を出してかないと!


OBによる「俺らの時は…」って表現、うざったいのは百も承知。
でもね、大学生の時はもっともっと自分を表に出して、主張してほしい!成長してほしい!


そしてなにより、もっともっと自分たちにとって楽しい部活にしてほしい!


また行きます!!

引退

2013年06月09日 | バドミントン
部活の3年生引退です。
2ヶ月ちょいしか関われなかったけど、自分なりにできることをやったつもり。
みんな最後は泣いてました。満足そうな顔で。


俺の知らない2年の間に、いろんなことがあって、いろんな葛藤があって、
個人個人が立場こそ違えど、悩みながら、戸惑いながら、毎日取り組んで来たんだって、
一人ひとりの引退のあいさつから感じました。


俺の野球やってた時と重なります。
毎年毎年、少年野球の頃から高校3年まで、先輩方が引退する場や、自分が引退するときに泣いてた。


でも俺の場合、その涙の中に、最後の試合に負けた悔しさがあったことは、一度もありませんでした。
あったのは、もうこの仲間と野球ができないという寂しさのみ。
そこで「あー、もう、なんで?悔しすぎる!こんなに頑張ったのに!!」という気持ちがあれば、
きっとずっと野球を続けてただろうけど、全くなかった。


ただ、大学でバドミントン引退するときは、団体戦で自分が負けて、悔しさで泣きました。
へたくそなりにも本気で取り組んでたし、高校まで野球だった俺にとっては大学のバドミントンがバドミントンの全てだったし。
なんかよく分からないけど、やり切った感は俺にはなくて、引退後も毎回練習に顔を出してた。


明日から、新しいチームです。
異動がなければ1年。長いようで短いですが、基礎から1つずつ頑張ります。
バドミントン関係者の方、ぜひ遊びに来て下さい。休日は体育館使えないので平日の午後に。笑


ちなみに今日のインハイ予選(個人)、女子シングルスではベスト8が全て同じ高校でした。
もうすぐ独占禁止法に引っかかります。笑

1ヶ月での成長

2013年05月05日 | バドミントン
世間はGWですが、気づけば学校のことばかり考えています。
このGWに考えたのは主に2つ。


ひとつは学園祭の合唱曲について。
今年のクラスは3年生ということもあって、本気で学園祭に取り組みたいらしい。
合唱って選曲がとても重要だから、そこに妥協をしないように、俺もちょっと手助けを。


といっても、そんなにたくさん合唱曲知らないし、
合唱のレベルもだいぶ高いから、俺の知ってるような曲(中学校で歌うような曲)だと厳しいので、
ユーチューブをサーフィンしまくりました。
ちなみに去年の優勝は「俵つみ唄」でした。感動と言うよりもちょっとした衝撃でした。
気になる人は検索してみて下さい。


そしてもう1つが本題。部活についてです。
うちの部のダブルスは、この1ヶ月でだいぶ成長しました。
厳しくやったつもりはありません。ちょっとコツを教えただけです。
俺の持っている知識を工夫しながら入れてあげただけです。
もっとも、その工夫の部分でいろいろと悩んだ訳ですが…
でも、フタを開けてみたら、これだけの練習でこんなに成果が出るのか!と、顧問の俺がいちばん驚いています。


工夫したポイントは…
○1日ごとにテーマを持たせる
○ステップアップは1つずつさせる
○1週間で1つの技術を完結させる
○練習の中で「できた!」感を大切にする
○ビデオを見せて練習試合で出た課題を明確にさせる
○難しく考えている部分を解きほぐして、より簡単に考えさせる


思い出せないだけで、まだあるかもしれません。
指導する側はいろいろと考えてやってるつもりなのです。笑


こちらが工夫して教えているから上手くなってるんだ!なんてことが言いたいのではありません。
生徒たちの成長にはそれ以外の大きな理由があります。
「教えられることに飢えていた」
これに尽きます。


特に3年生は経験者がいなくて、しかも今までの顧問の先生はバドミントンの経験がなくて、
環境という面では不遇の2年間を過ごしてきました。
そんな中でも自分たちなりに一生懸命にやっていて、なかなか上達が感じられなくて…


だからこそ今、環境が良くなって、俺からたくさんのことを吸収しようとしている。
今までの時間を取り戻そうとするかのように、アドバイスを求めてくる。そんな感じがします。


部員は多いです。練習効率は決してよくないです。でも、今、この雰囲気が好きです。
毎日が新鮮で、マンネリしてなくて、日々の練習で新しい発見があるのです。
みんな考えながらやってます。俺のアドバイスを自分なりに消化しようと必死です。





今はダブルスが主だけれども、
総体(団体)が終わったら、シングルス練習とか、フットワーク練習とか、
もう少し体力的に追い込まなきゃなって思います。
ただ、きつい中にも楽しさのある、やらされてる感のない練習がしたい。
その練習の意味をひとりひとりが噛みしめられるような、そんな練習がしたい。
夢物語でしょうか??

時は来た

2013年01月15日 | バドミントン
今日は、バドミントンの話。
バドミントンには、シングルスとダブルスがあります。


俺は、シングルスが得意で、ダブルスが苦手です。
ダブルスの、バンバン打ち合うのが苦手です。テンポが速いのが苦手です。
とっさに判断して動かなければいけない、息つく間もないのが苦手です。
考える時間がなくて、押されて、押されて、押されまくってしまうのです。


だから大学時代は、シングルス専門。シングラーでした。
得意分野だから、シングルスについて考えるのはとても楽しくて、
シングルスのノウハウは、自分なりに少しずつ積み上げてきたつもりです。
ダブルスは全く積み上がらなかったけどね。


でも、社会人になると、ダブルスばっかになります。
おじさんたちは、シングルスはやりません。体力的な問題で。
必然的にダブルスをする機会が増えるのです。
苦手なダブルスです。
シングルスのノウハウなんて、役に立たない。
正直、シングルスやりたいなってずーっと思っていました。


でも、毎回毎回ダブルスでメタメタにやられて、やっぱり悔しいんです。負けず嫌いだし。
ダブルスだって上手くなりたい!
そう思って、ダブルスについて必死こいて考えるようになりました。
どうやったらみんなと同じようなプレーができるのか。
どうやったらスピードについていけるのか。


社会人になって3年目、ようやく最近になって少しずつ見えてきた気がします。
ここまで来るのは辛かった。
センスがある人だったらこんなこと意識しなくてもできるのに。
考えに考えに考えて、ようやく少しずつ見えてきたんです。大学時代から通算7年もかかったよ。


でも、センスがないおかげで、思わぬ副産物を手に入れました。
俺は、ダブルスに関しては「感覚でできちゃう」ってことがなくて、
頭の中で想像して「ああ、こうすればいいんだ!」ってしっくり来ないと絶対にできるようにならないんです。
理論と身体の動きのイメージがぴったり一致するような感覚。
逆に言うと、しっくり来るまでひたすら考え続けるので、
センスでバドミントンをやってる人にありがちな、
「理由はわからんけど何となくそうなんだよ」ってことがありません。
これは他人にバドを教える上で、とっても役に立つと思うんです!!


今日、女子バド部から依頼をされました。
ダブルスの基本的な考え方について、明日体育館でレクチャーします。
レベルは高くないので、自分の持ってる全てを教える…という訳ではありませんが、
たぶん大学生の時のシングラーな俺では自信を持って教えられなかったような、
ダブルスの基本的なこと、ノウハウを、自信を持って教えようと思います。


ようやく、ダブルスを教える、教えられる、その時です。

エースの存在

2012年09月17日 | バドミントン
チームに絶対的なエースがいるのといないのでは、大きな差がある。


そう感じた秋リーグ(応援にいってきた)だった。


関東学生リーグ、バドミントン競技は2複3単の5本勝負。


シングルスとダブルスは1人で2つ出ることができるから、シングルス3人、ダブルス4人。兼ねるとすれば、最小で4人の戦い。


3本取れば勝ちだから、チームに2人すげーやつがいれば、そいつらがシングルス、シングルス、ダブルスと取って勝てる。


俺らの代は、絶対的なエースと、それに次ぐ強い後輩がいた。だからそいつらで3本、しっかり取って勝てることが多かった。


俺はおまけ程度で、勝てたらラッキーくらいの計算しかされてなかった。実力的にしょうがない。笑


だってシングルス3本は、エース⑩、後輩⑧、俺③くらいの実力だったし。


ちなみにダブルス2本は、エース&後輩⑧、もう1本④くらい??


うちの代のエースの鉄板さ加減がわかってもらえたらと思います。





打って変わって今の代は、絶対的なエースが不在。


見た感じ、シングルス3本が⑥⑥⑤、ダブルス2本が⑦④くらいかなー。


だから絶対にこいつが勝ってくれる!っていう精神的支柱がなくて、みんながみんな、追い込まれた状態。


試合見ながら、「俺はなんて楽させてもらってたんだろ」って思った。山ちゃん、やっぱすごかったんだね。


チーム背負って、自分は負けられないって感じながら、肉体的にも精神的にもギリギリの試合を全て制することが、どれだけ難しいことか。


俺は、未だに自分がそういうプレーヤーになれたことがないからよくわからんけど、想像するよりずっとずっと、厳しいことだと思う。


だから、絶対的なエースが自分のチームにいる人は、その人のことをねぎらってやって下さい。


絶対的なエースがいないチームにいる人は、自分がそうなれるように半端ない努力をして下さい。


俺は、自分の代の鉄板エースに一度たりとも勝てなかった。たぶん100回くらいはシングルやったと思うけど…


そこそこの努力とそこそこの考え方じゃ、そんなもんです。


エースになりたい人は、突き抜けるくらい努力したら、その境地に達することができるかもしれない。そう思って、頑張って下さい。




あー、うちのソフトテニス部にも、絶対的エースが出てこないかなー。。。