俳句集『うたたねの』より 春の章 2025-02-04 10:01:29 | 俳句 真蒼なる二月の空や会津富士 一直昭和8年 喜多方*会津富士 会津富士といえば、一般的に福島県を代表する活火山の磐梯山(標高1,816m)を指すが、喜多方では、喜多方北東部に位置する「大仏山」(標高708m)も会津富士といわれていた。この句ではどちらだったのか確認するすべはないが、少なくとも喜多方市内から磐梯山を見るのはなかなか難しかったと記憶している。
俳句集『うたたねの』より 春の章 2025-02-03 10:47:01 | 俳句 うたたねの炭火消えおり春こたつ 一直昭和8年 喜多方*春こたつ(春の季語)立春後も寒さが続き、なかなかしまえないでいるこたつ
俳句集『うたたねの』より 冬の章 2025-01-31 09:33:36 | 俳句 雪折や一しきり啼く朝雀 一直*雪折(冬の季語) 降り積もった雪の重みで、木々の枝や幹が折れてしまうこと。またそのさま。