俳句集『うたたねの』より 秋の章 2024-10-16 09:46:10 | 俳句 おちこちの人来ては去り城の秋 一直おちこち :(遠近) あちらこちらの意だが、過去から未来の時間の流れも指しているのではない だろうか。
俳句集『うたたねの』より 秋の章 2024-10-13 10:48:55 | 俳句 吊りてみたり吊らずで見たり秋の蚊帳 一直蚊帳の香の仄かになりて夏行けり 一直・蚊帳(かや) 秋の蚊帳:秋の季語 夏は緑色の蚊帳を吊って蚊取り線香を焚いて、窓を全開で寝てた。 エアコンなんて無かった。せいぜい扇風機。 秋になって蚊も出なくなっては来たけど蚊帳の仕舞い時が難しい。