星田オステオパシー

死の運命

もう10年以上、僕が開業してからすぐに来ていただくようになった方が先週末にお亡くなりになりました。

84歳の女性で、昨年には心筋梗塞で入院、手術とされましたけどその後はお医者もびっくりの驚異的な回復でえらく元気になられていたのですが、最後はお風呂の中で心臓麻痺だったそうです(安らかなお顔だったということで救われました)。

この方がこの1年、とんでもない家庭内のストレスをかかえてらして、寿命を縮めてしまったなぁ・・というのもあるのですが、その話はちょっと置いといて・・・

この方今から9年前に乳がんになったのですが、その時に古い友人から数十年ぶりに電話があって、体調が良くないのでは?とズバリ指摘されたのです。乳がんだと白状すると、実は占いで今年あたり体調を崩してると思って連絡をしたというのでした。

「けど大丈夫!あなた8年後までは死なないから」

と言われたのでした。その8年後というのが去年だったわけですが心筋梗塞で危うく死にそうになったのです。で、なんとかその1年を乗り越えたので

「運命に勝ちましたな~」

なんて言ってたのですが、退院からほぼ1年後に・・ということなのでした。運命に刻まれたスケジュールを大幅に変えることは出来ないってことなんでしょうかね?

ちなみにその死を予言した占い師さんはドイツで発展したホロスココープを使う占いの人で、人の死ぬ時期だけは外したことがないとおっしゃってたのだとか(実は弟子入りしようと思って了解も得ていたのですが・・)。
その方も、最初の予言の後連絡がつかなくなり、噂では完全に頭がおかしくなってしまったと言う事でした。天機漏らすべからず・・といいますけど、中でも人の寿命を漏らすのは最大のタブーということでしょうか。


それと、もう一つ。この方のところへ亡くなる一週間前と2日前におじゃましてたのですが(2日前の段階でも超元気でした)・・・

どうにも部屋に嫌な臭いが立ち込めていたのです。尿とかそういうものでもなくて、この方は普段からお部屋にお客さんを招いたりするシゴトの関係上かなり臭いには気を使ってる方だったので、不思議だなぁ~と思ったものでした。

もしかしたらあれこそが「死の臭い」だったのかも知れませんね・・・

すごく苦労を(特にラスト1年は)された方だったので、不謹慎かも知れませんがこれで楽になれましたね・・と思ってしまいました。
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