星田オステオパシー

94歳のお婆さん

前回より約1年ぶりという方。一見してびっくり、一年でこんなに弱るのか・・ってくらいに弱々しくなっておられた。

歩けない(膝でにじり寄ってくる感じ)
こけて左手薬指骨折
心拍数が乱高下
息が吸えない
顔色がすごく悪い
ずっと眠たくてしょうがない
左肩胛骨から首に向かって突っ張る
同じ事を何度も言う

ぱっとこんな感じだった。正直、これ施術しても大丈夫かな?と言う感じだったけど全力で挑む。

まず転けた時に顔面と頭を打ってるというので、その打った場所に対して、最近開発して試験導入中の頭蓋調整を行う。

息がしにくいと言うので、腕の付け根とそれに相当する肺気脈の調整と内臓マニピュレーション。

心拍数乱高下という事で、心臓のマニピュレーションと心気脈の調整。ちなみに、心肺ともに気脈の流れに沿って異様な硬さになっていた。

左肩から首にかけて痛みが走る、中指が痺れる、手全体が冷たい・・・と言うことで、転倒時が怪しいので左手首からわきの下まで緩めて行く。ちなみに、どこを押しても

「そ、そこが痛いとこだんねん・・」

との事。そこから下半身、脚に力が入らないという事だったが、フクラハギ外側が骨とみまごうばかりの固い、太股の裏も固いし緩める。

息が吸えないという事で、肩胛骨を肋骨から引き剥がす。やってる最中に早速、ああ~息が大きく吸えます~とのこと。

ほとんど動けてないし、手足が冷たいということで全身のリンパを流す(顔は時間の関係でカット)。

結果・・・顔色がまずめっちゃくちゃ良くなった、話し方が明瞭に、息が大きく吸えるようになった、体中すごく暖かくなった、引っ張られてた感じの胃がすっと収まった感じになった、そして・・・おお~歩いて動けるようになった!のでした。
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