「足が痺れるという状態が続く人がいて手術を考えてらっしゃいます・・けど、別の知り合いで同じようにヘルニアで足が痛いからと手術をした人がいて、直後は良いと思ったけど、今では10分も立っていると座りたくなるくらいに持久力が無くなってしまったし、痛みもあんまり変わってないって人がいるんですよねぇ・・」
と言う話をお聞きし
「ヘルニアって腰痛とほとんど関係ないですよ? 実際のところ、ヘルニアが原因で腰痛の人ってよっぽどの場合だけですわ、僕の経験上。まぁ、脊柱管狭窄とかだったら手術しないといけませんけど・・」
という話をしたところ、その方 「ちょっと電話取って下さい」 とすかさず電話。その場で施術の日程を決めてくださり、先日施術を行ってきました。
結果、予想通り背面の筋肉やら筋膜が全体的に硬く、それが原因でした(術後全然痺れなくなったので)。 まあ、言うまでもなく、身体にメスを入れるのは本当に最後の手段だと思ったほうが良いと思います。絶対に完全に元には戻る事はありませんから。オステオパシーが外科的な方法に比べて優位なのは 「ま、悪くても効果が無いだけ」 と言う部分に尽きると思います。より身体に対してキズをつけない方法から始めるのがセオリーでしょう(薬よりも栄養素で解決を目指すのも同様)。まあ、僕だったらそうします。
以前に比べると手術も相当安全になってるんでしょうけど、今回のケースでは 「ヘルニア部分をいじらないで、痺れが消えた」 と言うことですから、逆に言えば 「ヘルニア部分を(手術で)いじっても、痺れが消えない」 と言うことは大いにありえる話です。
まあ、ヘルニアは30歳超えたらほぼ100%の人にあるわけですからね・・そうするとそれ以外の原因があると考えるべきなのではないでしょうか(本当の原因に当たっていなければ良くなりませんから)。
と言うわけで、まずはお近くの手技を行っているところで相談してみるのが良いと思います。ただ、3回やっても全然変化がないと言うのなら・・・そこはやめて別のところを受けたほうが良いと思いますが(腕が良いとか悪いとかではなくて、得手不得手があるということ)。 久しぶりに施術の話を書きましたワ・・
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