穂高順也の絵本寺子屋 ~絵本の作り方~

絵本作家・穂高順也のイベントご案内&さいたま情報

これまでのワークショップ3 10月

2015-11-05 08:06:44 | 絵本ワークショップ@てらこや
穂高順也と早口言葉が上手な子どもたちが作る
絵本ワークショップのこれまでの様子を
お伝えしたいと思います。

10月は『どどのろう』の絵本をもとにして
かなえたいことって何だろう?とみんなで考えました。
夢のことを考える時のワクワクした気持ちは、
日々の生活の中でかなえるためにやってみよう!という
大きな力につながっていきます。
このワークショップでは、ワクワクした思いで
夢をみることを大切にしてほしいなという
願いをこめてプログラムを考えました。

「どどのろう」とは
どど=つち
ろう=太郎や一郎などのろう
というところから
穂高順也が考えた「つちの人形」という意味です。

そこで、紙粘土で願いをかなえてくれる
自分にとっての「どどのろう」をつくることから始めました。
みんな思い思いの形を表現してくれておもしろいです。


この作品にたどり着くまで、
2回も出来上がったのに形をまたくずして
試行錯誤して納得いく形にしていました。
右腕が空に向かって伸びていて願いをかなえてくれそう!


この作品は、いつもいっしょにいる
くまのぬいぐるみから作られた作品。
いつも一緒にいて、自分の思いもよくわかってくれる
存在なのかな~。


耳の長いうさぎの人形。
虹色のようないろいろな色で
どんな願いもかなえてくれそう~。


ぺっちゃん、という人形は
ビーズで飾りをつけて、キラキラ輝く人形です。

この人形をみながら
3回目に絵本を作っていきました。

でも、絵本にするには
「願いをかなえてもらいました。」で終わりではなく
願いがかなった後、どうなったのだろう?と
その先まで考える、という絵本作りのエッセンスを
子どもたちに伝えました。

みんなそれぞれ絵本を描き始めると
なかなか時間内には終わらず、
もうちょっと描きたい!と終了時間もオーバーするくらい
集中して描いていました。

目をキラキラさせながら取り組んでいるのをみると
みんなの願いが、本当にかなうといいな~と
どどのろうにお願いしたくなりました。



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(kuma56記)