自然の中を散策!な日々

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御岩神社 しめ縄奉納

2017年06月17日 | 日記
6月12日 日立市の御岩神社で、

星野大先達による山伏修行体験が行われました。



山伏修行は、特別 厳しい修行を積んだ(あるいはこれから積んで行く)

そういう人達が行う修行だと思っていましたが、

ごく普通の一般の人も望めば体験出来る修行体験の様です。


今回は、山伏修行体験と、

御岩神社の御神木に‟しめ縄”を奉納させて頂く行事が執り行われました。




星野大先達による「しめ縄」を付ける様子です。


山伏修行は、山岳が持つ自然の霊力を身に付ける事を目的とする。

山をお参りすることによって人は生まれ変わると言われてきました。

死と再生=生まれ変わりの行であります。



山伏修行体験は、白装束(白いもの)を身に纏い、
俗世界から離れて修行の一端を体験し、
山の自然、そして修験道を学びます。

いわば、自然と一体となって自然のエネルギーを体内に吸収すること、
自然と人間との共生を体感すること、

そして、日本古来からの山伏の精神文化を実際に体験することで
自分自身を見つめ直す事です。




羽黒修験道の星野大先達は、出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)だけではなく

各地でも山伏修行体験を行っていて

御岩神社の御岩山でも何度か山伏修行体験を行っています。


大人気の体験行事ですぐに人数がうまってしまいなかなか予約が取れません。

最後の最後でやっと予約が取れ参加させて頂きました。





しめ縄は本来は麻や藁で作られますが、

今の時代、化学繊維のビニールで作られる事が多い様で、

御岩神社も化学繊維の物が付けられていました。

今回の奉納で、麻のしめ縄に付け替えさせて頂く事が出来ました。


(麻でしめ縄を作る職人が、山形に居るらしく
そこへ注文して作ってもらった様です。)


山伏修行体験に参加させて頂いたことで,
「しめ縄奉納の儀式」も参加させて頂きました。


御岩神社の宮司さんも麻の「しめ縄」は良いですねと喜んでいました。



しめ縄は、神域と現世を隔てる結界の役割を持ち

御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)として神がここに宿る印ともされます。



しめ縄の起源としては、

天照大神が天岩戸から出た際、二度と天岩戸に入れないよう

太玉命が注連縄(「尻久米縄」)で戸を塞いだのが起源とされています。












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