コロナ以降、地域社会の人間関係が希薄化するように感じる。今日は近所のお婆さんの葬式があった。同じ隣保班だったので手伝いにいった。まあ昔はほとんどの準備を隣保班で行っていたので2日くらい年休をとって夫婦で手伝っていた。しかし田舎でも葬祭場が整備されてきたたので準備は葬祭業者が行ってくれる。それで隣保班の仕事は儀礼的なことや地域の事情にくわしいので受付をするくらいになった。随分と負担が減った。今回の手伝いもご遺体の搬入や通夜・告別式の受付、さらに葬祭場への出発の時の見送りくらいになった。通夜や告別式の時の参列者はコロナ以降は受付をして焼香したら喪主に挨拶だけしてそのまま帰る。まあ感染症の予防で仕方はないが。ただ出発の時の見送りは寂しい感じがした。以前は隣保班はもちろんだが地域の人も道に出て見送りしたものだ。しかし今回は見送りはパラパラで棺を霊柩車に載せるのも大変だった。過疎地でもともと人口が少ないが、それでも一緒に生きてきた証みたいなもので出棺の時は大勢で見送っていたが。人間関係の希薄化なのか寂しさを感じる。