3連休の中日に自治会主催の環境整備作業があった。朝8時に集合しての作業だ。大体のところ毎回とも道路の清掃・路肩の草刈り・路肩の落ち葉の除去などが主な作業だ。通常なら午前中で終わる。ところが今回はとんでもない作業が待っていた。近年こちらの集落では獣害(主にニホンシカとイノシシ)に悩まされている。集落の周りには取り囲むように電気牧柵が敷かれていて、おかげでイノシシの被害は減ってきたが代わりにニホンシカにやられてしまう。電気牧柵が高さ50cmくらいなのでシカは簡単に通ってしまう。そのため個人で樹脂製の防護ネットなどを張ったりしていたが、これも食い破られてしまうことがある。そこで市の補助を受けてスチールメッシュの柵を設置することになった。田畑のブロック単位に囲うわけだが、その準備作業だ。古い樹脂製ネットを取り外してスチールメッシュの柵を設置するところの除草だ。まあ草だけならそれほど大変でもないが、低木などもはえている。草刈機もナイロンコードではできないのでチップソーの下刈り用を取り付けての作業だ。これが結構な力仕事のうえ切り払った低木は放置できないので軽トラに載せて捨てに行かねばならない。結局のところ夕方までかかってしまった。半日のはずが1日仕事になった。とても疲れた。一緒に作業していた連中も若くない。70歳台くらいばかりだ。「ここでメッシュを設置してもいつまで面倒を見られるかな?」なんて小言を言いながらの作業だった。
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