こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は今後の産業の生命線を握るといわれる半導体を取り上げました。
中国は最先端の半導体技術を欧米から盗み出したとも言われる中で、着実に
独自の技術開発を行ってきました。
開発から製造まで技術開発に余念がなく、欧米は先端技術の流出を抑えるた
めに様々な締め付けを行ってきました。
一部の見方ではまだ完全なところには達していないが、最終段階まで見えて
きているとの意見もあります。
さて、中国は欧米の締め付けを跳ねのけて、半導体でも覇権を握ることがで
きるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は勝利や征服、行動や成功、開拓や援助といった意味
があります。
結果としては中国政府の思うレベルに技術も達し、ほぼ自力ですべての体制
が構築できるところまで完成できることを意味します。
おそらくは数年の間にはこうした体制は完成するようです。
中国にとっては民生だけでなく、軍事面や通信、更に宇宙開発などの様々な
分野で最先端の技術を必要としており、欧米よりも先を見据えた開発プログ
ラムを設定してきました。
こうした取り組みが実を結ぶことを意味します。
今欧米があらゆる側面で締め付けを行ったとしても既に中国は殆どのスキー
ムで必要なものを手にしており、自力で重要かつ戦略的な半導体を確保でき
る体制が構築されつつあります。
この流れを止めることはできません。
次に環境条件ですが、太陽のカードの正位置が出ています。
太陽のカードの正位置は成功や祝福、約束された将来や物質的な幸福、達成
やエネルギーといった意味があります。
既に着々と体制化が進む中で心配な点は技術者や科学者の存在でしょう。
欧米からの技術をどうこれからも手に入れていけるかも懸念事項としてはあ
りますが、こうしたリソースを海外在住の中国人からどう確保していけるか
、更に国内の技術や科学者をどう懐柔していくのかは課題になります。
中国は今後も国民に対する締め付けはより厳しくしていくだけでなく、政治
的な理由から亡命を選択する、または選択した中国人に対して脅しだけで協
力させていくことは難しいのが実態です。
やはり、物質的に恵まれた生活の保障や幸福といった開発の原動力となるべ
きものがない限りは継続して続けることはできません。
ただ、軍事的な要求を中心とした締め付けはこれからも大きくなっていきま
すが、これが行き過ぎとならないよう共産党がどう指導性を発揮し、上流国
民層の協力を得るのかは課題でしょう。
既に軍産だけでなく学術研究にも人民解放軍の息が大きくかかった体制なの
で、これの行き過ぎが何を意味するかは戦前戦中の日本を見ればわかります。
中国にとっては今は敵が外に見えてみるのでしょうが、実は中に敵がいるこ
とを忘れない方がいいでしょう。
経済力も限界が少し見えてきた中国にはそこそこのリスクもあります。
人材流出や人材の停滞が起きないような微妙な政治バランスが大事になって
くるようです。