こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は金融・証券についてを取り上げてみました。
最近はネットバンキングやネット証券取引が盛んになっています。
そういう流れもあって金融機関も証券会社も窓口をなくす、店舗をなくす
といった方向に流れています。
現金至上主義や対面サービスを望む顧客も高齢化しており、そういう人た
ちはデジタル難民化していくことにもなりかねません。
さて、今後この状況は更に進んでいくのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、吊るされた男のカードの逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や痩せ我慢、投げやりや限界とい
った意味があります。
ネットオンリーの金融・証券会社は別として、少子高齢化による人手不
足だったり、処理の手軽さであったり、特にビジネスの面では更にネッ
ト環境下での取引きが進むこともあって、オーバーヘッドをかけてまで
高齢者などに対応するといったことは難しくなり、また人口減少地域で
はゆうちょも含めて金融機関すら存在が危うい状況になります。
あらゆる要因によって店舗レス化は金融系だけでなく、その他のビジネ
スでも更に進行していくことになります。
もちろん、より操作を簡単にするなどの方法やコンビニの端末での取引
きといったことも進むことで一定の人たちには何とか窓口に近いサービ
ス提供は保証はされます。
今話題になっているみどりの窓口と同様に窓口・対面レス化は今後も更
に進捗することになります。
次に環境条件ですが、節制のカードの正位置が出ています。
節制のカードの正位置は調和や自制、節度や調整、バランスや中庸とい
った意味があります。
上述の通り、インターネット環境でのユーザービリティは重視されるの
で、そうした観点は今後の進捗にも大きく影響します。
また、詐欺対策であったり、心理的負荷であったり、こうしたものをど
うやって取り除くのかも課題となります。
少なくとも金融機関や行政の都合だけで進めることは良い結果を生むこ
とはありません。
金利がなかなか上がらない中では預金も増えない状況にあります。
金融機関は決済特化、証券会社も短期投資特化といった形の流れを持つ
形態のところも今後増えていくことになります。
特に大手はこうした流れに対して対抗するのではなく、自身の強みをど
う活かして店舗レスに取り組むかがカギとなります。
単純に問合せ先を作るとか、経費削減をワンストップサービスで補うと
かの考え方もあるかもしれませんが、いずれはこうした策も頓挫してい
くことになります。
金融機関にとっても大きな試練の時代に入っており、やり方を間違えれ
ば容赦なく破綻の道が待っています。
バランスを考慮した店舗レスをどう構築するかが金融機関や証券会社の
課題となります。