こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は日本各地で出店が相次ぐコストコやIKEAのような欧米の店舗につい
て取り上げてみました。
最近は地方都市でも出店が増えており、そこそこの出足のようです。
過去にも欧米の食料品や衣料品・雑貨などの店舗出店はありましたが、定着
できたものも少なく、ファストフードでもローカライズ戦略などで生き残っ
た企業のみという状況でした。
欧米のスタイルをそのままに近い状態で持ち込んだコストコとIKEAですが、
今後の展開はどうなっていくのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、月のカードの逆位置が出ています。
月のカードの逆位置は失敗に至らないミスや過去からの脱却、徐々に好転や
未来への希望といった意味があります。
現時点では決して失敗とは言えない状況にもありますが、大きな展開は難し
いものの撤退するほどにもならないという意味で受け取れます。
まだ未知数のところもありますが、過去と比べてある程度の年齢層までにビ
ジネス手法が受入れられていることは間違いなく、やり方しだいでは定着で
きる可能性もあります。
また、無理やりローカライズしていない点もあって、こうした点が日本の流
通企業との差別化や目新しさなどにも繋がって、一定の支持を得ているのが
現状です。
ただ、一気に出店が増えたり、日本の至る所に出店するというところまでに
は至らず、やはり中心となる30代から40代のマーケット層の多い地域が主
体となるでしょう。
また、こうした定着は日本のグローバリゼーションにも貢献しており、海外
からの移住者や旅行者にとっても安心感を与えられます。
日本特有のお客様は神様という間違った商慣習を改める意味でも重要な転機
となるのではないでしょうか。
次に環境条件ですが、戦車のカードの正位置が出ています。
戦車のカードの正位置は勝利や征服、援助や行動、成功や積極性、解放や体
力、視野拡大や摂理といった意味があります。
出店は今後も拡大する中では意味のない出店をしても仕方ありません。
まずはしっかりとしたマーケティング分析を行った上で、欧米流のスタイル
による魅力を前面に出した戦略で推し進める必要があります。
また、ある程度のローカライズは必要となりますが、日本的なローカライズ
ではなく、日本から世界に発信できるローカライズや地域の特徴に合わせた
ローカライズなどは良い効果をもたらすかもしれません。
かつてのように日本の商習慣とのアンマッチの格差も縮まっています。
やり方しだいでは定着だけでなく、日本発信のサービスや商品などが展開
できるチャンスもあります。
コストコやIKEAに限らず、積極的な戦略が重要となるでしょう。
