今回はNASAを中心に検討が進められているという火星への有人探査が実現
できるかを占ってみました。
最近は明るい話題もなく、未来に期待できる話題も少なかったので、敢えて
この話題を取り上げてみました。
将来的にはテラフォーミングを実現して火星への定住も視野に入れていると
いう火星への有人探査ですが、果たして実現はできるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が対応策となります。
まず結果ですが、皇帝のカードの逆位置が出ています。
皇帝のカードの逆位置は未熟や横暴、傲慢や身勝手、独断や無責任といった
意味があります。
現状としてはかなり難しいプロジェクトになることを暗示しています。
その困難さが色々な意味を持っていますので、以下にその内容を出していき
たいと思います。
一つは技術的な難しさですが、これは今まで経験したことのないようなこと
をやる訳ですから当然と言えば当然です。
火星までの距離を仮に往復するとなれば時間もかかり、燃料や食糧や水とい
った資源を確保し、まだわかっていないような未知の科学リスクにどう対処
するのかが問われます。
まだ人類は科学上の知見の一部を持っているに過ぎません。
最近も天文学の分野でも様々な発見があり、従来の天文物理学の常識を覆す
ような発見もあります。
そうした中では未知のリスクは今想定できる以上にあると思います。
こうしたリスクをどう解決するかは現時点では非常に難しいということでし
ょう。
更に社会情勢的な問題もあります。
宇宙開発にかけるだけの資金や資源、更に科学技術を一点に集約して実現で
きるだけの政治力、こうしたものが今の世界にはありません。
米国を中心として、欧州や日本などが参加したプロジェクトになりますが、
それでも実現は遠いでしょう。
ロシアや中国やインドといった国々は参加できず、こうした国々が参加でき
るような見通しすら出ないでしょう。
今後は更に分断が酷くなることを考えると、欧米や日本だけで実現できるだ
けの大きさのプロジェクトではありません。
次に対応策ですが、女教皇のカードの正位置が出ています。
女教皇のカードの正位置は知性や安心、期待や聡明、神秘や英知といった意
味があります。
なぜ結果の内容を上述のような読み取りとしたのかはこのカードに意味があ
ります。
女教皇のカードは理性や知性を表すカードです。
現状はこの二点が足らないことは一目瞭然ではないでしょうか。
火星探査だけでもかなりの難しい技術ですが、有人探査となればその難しさ
は比ではありません。
技術的な困難を乗り越えるための知性や理性を米国を中心に持てるか、更に
一方で社会的な分断に走ろうとする国や欧米側にもそういった勢力が存在し
ている現状を考えると、これを打ち破るだけの方法や理性的な判断や知性に
よる解決しかないのは一目瞭然です。
既に科学技術の発展にも大きな迷惑となるような実態が世界中で起きている
ことを考えれば、こうした考え方を止めて発展に向かうような意識を向ける
ことが重要なことはわかります。
カードの意味することはこの一点だけでしょう。
こうしたことが解決できれば実現することは可能です。
できないという意味のカードではないのです。
人間が賢く成長できるか、言い方は悪いですが神が見ているといった感じに
捉えた方が良いのではないでしょうか。
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