占ってみた ロシア・プーチン大統領は退陣するか

こんにちは、hrperficioです。
今回はウクライナ情勢が更に悪化している中で、ロシア・プーチン大統領が退陣するかを占っています。
ウクライナは予想事情に善戦してロシアの侵攻を食い止めています。
ただ、展開としては国際援助が進んだとしても厳しい状況にあることは間違いありません。
プーチン大統領は更に野望を持っているとも言われており、今後どうなっていくのかを占っています。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、皇帝のカードの逆位置です。
皇帝のカードの逆位置は未熟や横暴、傲慢や勝手、独断や無責任といった意味があります。
このようなワードを見ると今のプーチン大統領にとってピッタリのワードです。
プーチン大統領が目指すのは終身大統領として皇帝のように振る舞い、偉大なロシア（旧ソ連）を再興することに
あるといわれています。
プーチン大統領は子供のころから苦労し、KGBに入ってから立身出世を歩み、その中で染みついた感覚こそが全て
の原動力になっています。
人命を軽視して大量殺戮となるような命令を冷淡に出すことができる人物です。
また、目的のためには手段を選ばず、側近以外には一切相談もせずに独断で方向性を決める人物です。
まさにこれは「皇帝」だからこそできるともいえます。
しかし、残念ながらその野望はうまくいかないということをこのカードは暗示しています。
皇帝のカードが出てくるのもプーチン大統領だからでしょう。
プーチン大統領は最終的に最後のロシア皇帝・ニコライ2世のように反体制派に処刑されるか、ヒトラーのように自
ら命を絶つことを選ぶか、旧日本軍の戦争指導者たちのように国際裁判で戦争犯罪人として裁かれるかになること
を意味します。
ただ、これはウクライナ侵攻が停まることを意味するわけではなく、プーチン大統領は更に野望を剥き出しにして
更なる野望に突き進んだ結果として、このような非業な最期を迎えるという意味です。
しばらくは現状の厳しい国際情勢は続いていくのではないでしょうか。

次に環境条件ですが、魔術師のカードの正位置です。
魔術師のカードの正位置は可能性や機会、感覚や意志、手腕や交渉といった意味があります。
このワードはプーチン大統領が権力者として生き長らえるためにも、プーチン大統領を権力の座から引きずり下ろ
すためにも重要となります。
焦らずに、強い意志を持ってチャンスを見誤らずに交渉をする、自分の利益だけに目を囚われずにより良い結果を
見出すことができるかどうかがカギとなってきます。
ここでも中国の出方が非常に大きく関係していきます。
中国はロシアを擁護していますが、数日で侵攻が完了してロシア圧勝のうちに終了し、パラリンピック後に次の更
なる行動に中露がお互いに進めるという密約もあったのではないでしょうか。
中国はウクライナ同様に、国際的な枠組みでの同盟や集団防衛圏内には存在しない台湾の攻略を狙っています。
ウクライナで成功し、旧ソ連圏内の各国でこれがうまくいけば中国にとっても大きな利益です。
しかし、国際世論の思わぬ抵抗に遭って思ったように進んでいないことに懸念を持っています。
プーチン大統領に近い思考を持つ習近平主席には明日は我が身となることも予想されます。
中国が積極的にロシアを支援していくかどうかが、状況を長期化させるかどうかのカギになるでしょう。
いずれにしても正面衝突は避けるべきです。
ただ、一部意見としてあるプーチン大統領・ロシアに譲歩すべきという意見は愚策です。
魔術師のカードは自分の手腕や可能性にかけることを意味します。
そんな中で妥協的な行動をしてしまっては何の解決にもならず、強い意志を持って無意味な妥協はしないという姿
勢を見せなければなりません。
第二次大戦でも英仏がナチスドイツに妥協的な姿勢を取り続けた結果として、ポーランド侵攻を許してその後の大
戦に繋がっています。
絶対に妥協的な姿勢などはあってはなりません。

いずれにしても中期的な情勢継続となって国際情勢に大きな影響を与えていきます。
プーチン大統領の最終的な末路は変えられないでしょう。
命だけは助かるのか、逃げ出して生き延びるのか、中国に亡命するのか、こういった選択肢もありますが、欧州の
国王たちが民主化によって追い出されたような、そんなイメージは拭えません。
下手をすればニコライ2世と同じ運命が待っており、一番確率的に高いのも反体制派に拘束された上で簡易裁判を
経て処刑される運命になるのではないでしょうか。
歴史は繰り返すのかもしれません。
ソ連・大ロシア復興を狙ったプーチン大統領が最後のロシア皇帝と同じ運命を辿るとすれば、皮肉な運命といっても
おかしくありません。