肉弾戦

２４日
強い寒気に覆われて細かい雪が降り続く寒い一日が始まった。
昨日昼間に融けて夜から凍り出した路面の上に積もった雪で滑り易い場所があると雪かきを終えたかみさんが戻って来た。遅い朝食終えた頃には陽が照り出し居間も少し温かくなってきたので今日も居間で過ごす事に。

午後、ラグビートップリーグ決勝戦を観戦。
３連覇を狙う首位パナソニックに東芝が挑戦。前半はパナソニックが先制、東芝が同点双方ワントライからパナソニックのＰＧの３点差で前半終了。後半早々パナソニックがＰＧでリードを広げた。
頂点を目指す両チームの肉弾戦は拮抗した攻防が続き、昨年日本中を沸かせたワールドカップに５人ずつ出場したお馴染みの顔も見え、陽に照らされた超満員の秩父宮球技場も沸いた。

次第にトップリーグ王者の地力を発揮したパナソニックがリードを広げかけた残り１０分、東芝が反撃のトライ・ゴールなって６点差に迫った。
終了を告げるフォーンが鳴った後に奇跡的なトライをあげた東芝、逆転優勝を決めるボールは無情にもゴールポストをはずれ１点差でノーサイド。この瞬間東芝６年ぶりの優勝が消えパナソニックは３連覇を達成、超満員の観衆はこんなドラマチックなゲームに酔いしれたのでは。月末には大学７連覇の帝京大学と日本選手権を争うが、今日の様な好ゲームを望むのは無理かなー。

明るい陽射しが夕方まで続きはしたが外は寒い。陽が照ったからか、最高気温は辛うじて氷点下にならずに済んだが今冬一番低かった。

あまり見ない大相撲初場所、もしかしたら１０年ぶりに日本人の優勝があるかと終盤の取り組みから観戦。
琴奨菊がついに初優勝を遂げた。支度部屋に戻る通路の先に１３日目に土をつけられた同期の豊ノ島が迎えに出ていて優勝を祝し抱き合っている様子がチラッと映った。
国技の大相撲も幕内の半数が外人しかもモンゴル出身の三横綱が交代で優勝してる感じなので久々の快挙は実に喜ばしい事だ。