「虎に翼」、放送13週目「女房は掃きだめから拾え?」。
大庭家の遺産相続問題。
大庭家の人間からよってたかって寄りかかられた結果、梅子さんは大庭家を離れる決断ができた。
家族がお互い「扶け合う」ことを、他人から促されることに対する違和感。
梅子さんと花江さんの会話シーン、よかったな。
「いい母なんてならなくていいと思う。自分が幸せじゃなきゃ、誰も幸せになんてできないのよ。」
梅子さんの握ったおにぎり。
離れてしまっているみんなをつなぎ合わせてくれそうな予感。
今週のもうひとつの軸が「愛のコンサート」。
なんかこの部分だけ別ドラマ。
話の展開に強引さを感じるし、製作スタッフの「これ面白いでしょ」顔が透けて見える。
「ブギウギ」に対する思い入れがないのでなおさら。
ただのおせっかい。
大庭家の遺産相続や猪爪家の家庭事情で十分おもしろいのに、なにか異物が混じった今週。
説明セリフっぽいものが多く目につき、ドラマを見ているこちらが「スンッ」ってなる。
もっと役者の表現力に委ねてほしい。
・・・もやもやするときは。
あるセリフを思い出すことで、自分の感情を落ち着かせる方法を習得済み。
「あなたも正しい。私も正しい。それでいいだろ。」