学者と博士

2018年01月05日 09時00分00秒 | Weblog
NHKによると、「大人になったらなりたいもの」のアンケート調査で、男の子は「学者・博士」が「野球選手」や「サッカー選手」を抑えて15年ぶりに1位になったとのことです。出典は第一生命保険の夏休みこどもミニ作文コンクールアンケート

学者と博士は異なる概念の用語です。これらが並列されているのは良くない表現ですが、一般社会ではこのようなとらえ方に違和感はないようですね。博士はそもそも職業ですらないのですが、「大人になったらなりたいもの」という聞き方から出た答えとして、そのまま「学者」「博士」を取り纏めてしまった結果なのでしょう。

ところでその要因は、NHKが解説するようなノーベル賞の影響などではなく、天才物理学者桐生戦兎のおかげだと思いました。とはいえ「学者・博士」は昨年は2位、それ以前も取り纏め方にもよるようですが、常に上位にランキングされています。実は本当に子供たち(全国の幼児・児童、保育園・幼稚園児および小学校1~6年生)が「なりたいもの」なのでしょう。そしてそれよりも、「野球選手」>「サッカー選手」となったことの方が興味深い。そろそろサッカーも斜陽?

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