病院の患者会で勉強会があった。
テーマは「透析室ツアー」。いろいろな器械を設置している管理室で、実物を見せてもらったり、回路に赤い墨汁を通して、そこから除水されるしくみを見せてもらったり、普段は見ることの出来ない部分を見せてもらった。
透析用水は、病院の給水タンクに貯められた水道水を、透析用水処理装置できれいな水に変える。
透析液は粉末を原液作成装置で液状にしている。重炭酸原液作成装置、透析液希釈装置が、管理室で管理されている。
透析液組成は、Na-140 K-2.0 Cl-110 Ca-2.8
重炭酸 27(体内をアルカリ性に補正する)だそうだ。
それぞれの機械の液晶モニターには、液の流れが示されていて、それを厳しくチェックしながら、私たちの透析装置にまで流れてきているんだなあ。
見えるところでの技士さんたちの仕事しか知らなかったが、こうやって厳しいチェック体制を敷いているおかげで、私たちの透析もスムーズにできるのだ、と感謝。