『一本亭追福狂歌集』の翻刻に励む。娘と三人の孫来宅。終日家居、歩数は778歩だった。
【参考】
手元にある本が、いつ初版が出て、最後出版されなくなるまでの間の、どの段階のものかを調べるのが位置情報である。和本の場合は同じ署名の本であっても、ひとつとして同じものがない。一回に版元(はんもと)から出す本は、おそらく数十部という程度なので、(百部を超えたら多いほうだろう)、今日残存しているものは、ほとんどの場合刷られた時期が微妙に違う別の本である。
(平凡社ライブラリー744、橋口侯之介著『和本入門 千年生きる書物の世界』104頁)
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