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2012年、3月14日、15日の両日、マレーシアの首都クアラルンプールにて、
第3回となる「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション/NHIC」
が開催されました。
「ナポレオン・ヒル・インターナショナル・コンベンション」は、2007年にナ
ポレオン・ヒル財団の“Making the world a better place in which to live”
「世界をより住みやすい場所にする」というミッションのもと、独立50周年のマ
レーシアにて第1回目が開催されました。
主催はアメリカのナポレオン・ヒル財団本部ですが、それをマレーシア側からサポ
ートしているのが、クリスティーナ・チア氏です。弁護士でもある氏は、マレーシ
アにてナポレオン・ヒルのコンテンツを、日本を除くアジア全域に広めている、ナ
ポレオン・ヒル・アソシエーツ・グループの会長を務めています。
グループは現在までに、シンガポール、ニュージーランド、香港、中国へと広がり
を見せており、2007年に行われた第1回目のコンベンションでは、首都クアラ
ルンプールに、当時の首相アブドラ・ガダビー氏や金融大臣イエン・イエン氏など
政府高官を招き、3000名のリーダーたちをアジア全域から集め、見事にそれを
成功に導きました。
(マレーシアではこうした世界の優れた教育コンテンツを国家レベルで導入しています)
今回はその3回目となり、「Making A Difference」をテーマに、現在あらゆる面で
転換期を迎えている個人、組織、社会、地球が、今後どんな違いを創っていくべき
かについて、世界のスピーカーがクアラルンプールに集い開催されました。
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今回の注目は、2010年に続き、ナポレオン・ヒルの孫にあたる、Dr.J・Bヒルさん
(今回はお孫さんまで来ていました。ヒル博士から数えると4代目にあたります)、
そしてアメリカのスピリチュアル・リーダーであり、多くの有名人のメンターでもあ
るディーパック・チョプラ氏が参加された事でしょう。
初日の13日は、8:30よりスタート、ツインタワーとしてはで世界で最も高いペトロ
ナスタワー下のKLCCコンベンションセンターにてオープニングが催されました。
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主催者のクリスティーナ・チア氏、米国財団のジュディー・ウィリアムソン氏、理事
長のドン・グリーン氏、先述のDr.J・Bヒル氏とあいさつが続き、その後この4人の
パネルタッチ、認証スキャンという趣向の後、このコンベンションの歴史をたどる2
分間のオープニングビデオが流れました。(私も少し映っていたのが嬉しかったです)
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オープニングの後、初日最初のプレゼンターを飾ったのは、タン・スリダト氏です。
タン氏はマレーシア政府のコンサルタントであり、ご意見番として、この国の素晴ら
しさと共に、悪しき現状等を踏まえながら、政府としてどう未来をクリエイトしてい
くか、またその際に私たちに必要な資質は何か、そんな広い視点で国を語っていただ
きました。
広い見識とウィットにとんだお話は、オープニングとして多くの参加者の心をつかみ、
スタンディングオベーションをもって、終了しました。
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この国に来ていつも感じるのは、ビジョンやミッションを国としてとても大事にして
いること、そしてリーダーの質の高さです。その姿を通して日本に足りないものは何
かを痛感させられます。
リーダーの質、人間性の高さ、英語でのプレゼンテーションのレベル、国をそして未
来を語れる力。
私たちはそうした刺激を受け、かつてマハティール首相が「日本を見習え」と国民を
啓発したように、今では逆にそうした力を「マレーシアから学べ」と声を大にしたい
ところです。
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2人目のプレゼンターは、アディル氏です。アディル氏は自身で「ピナクル プロセス
ソリューション」つまりどのように自分のピーク・ステイト(最高の状態)を引き出
せるかのプロセスを独自に研究し、プログラム化されています。その成果を含めなが
ら「Power of Visualization」と題した、ビジュアリゼーションの力について話をし
てくれました。
特にセッション中に挟まれる、実際に目を閉じて自分の人生の目的についてイメージ
するワークは改めて自分のビジョンが何なのかが明確になりました。
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午前中が終わるとお待ちかねの昼食です。
場所をかえての昼食会場では、ここでもそのアレンジのセンスが光ります。
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昼食後の午後は、トム・カニンガム氏です。トム氏は手足に障害を持って生まれ、そ
の人生の8割の時間を腰の痛みと格闘してきた方です。痛みに耐えながらいかにPM
Aで生きるかについて本当に明るくパワフルに壇上で語ってくれました。
私たちはその姿を通して、勇気や可能性について学びました。
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その後は、Dr.J・Bヒル氏、そして財団の専務理事ドン・グリーン氏と続きました。
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昼食後に気分を癒してくれたのが、プロのバイオリストである、ジョン・クラマー氏で
した。音楽と癒しをテーマにした発表は、バイオリンの音色とともに配られたエッセン
シャルオイルのにおいに包まれながら、会場を心地良くしてくれました。
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さすがに芸術家とあってそのパワーポイントも本当に美しいものでした。
私もこんなセンスがほしいものです。
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続いては、イクバルとアミー夫妻です。お二人はイスラム教とキリスト教同士で結婚を
されました。
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極端に価値観の違う中でいかに互いを尊重しながら、平和を保つかについての大いなる
示唆を与えてくれました。私も含め、夫婦円満の秘訣はここにあるのだなとこのお二方
のケースを通して気づきを新たにされた方も多かったことでしょう。
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まさにマレー人、インド人、中国人が異なる宗教、文化や価値観を持ちながら互いを認
め一つの国に共存しているマレーシアという国そのものが21世紀のボーダレスな社会を
体現しているといえるでしょう。
初日の最後を迎え、壇上には4人のプレゼンターが上がり、それぞれプレゼンをしてく
ださいました。ナポレオン・ヒルの認定インストラクターである皆さんのプレゼンには
自らの体験がどうヒル博士の原則に基づくのかを織り込みながら話をされていました。
こうして世界の認定インストラクターが様々な想像力を活かして17の成功原則を表現
するプレゼンテーションは大変興味深く、そして学びになります。
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初日全ての発表が終わり、夜になると、宿泊の「ロイヤルチュランホテル」のボールル
ームにてフォーマルな夕食が開かれました。
ここでは種々のアワードやアトラクションが催され、洗練された会のアレンジに心から
感動しました。
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そして、ナポレオン・ヒル財団より今回のゲストスピーカーであるディーパック・チョ
プラ氏にナポレオン・ヒル・リーダーシップ・アワードが手渡されました。
これは世界に変化を作っているリーダーに贈られるものです。
ダライ・ラマ氏と同じく新しい世界へ幕開けに、大いなる示唆を与え続けているスピリ
チュアルリーダーのチョプラ氏の受賞は納得のいけるものです。
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こうして世界のリーダーや「人生をより良くする」ことを説き続けているインストラク
ターたちとの交流は本当に心躍るものです。
こうした交流を通して、改めて日本人である私たちは、国際舞台で通じる英語力や、マ
ナー、表現力を身につけて、その世界観を広げ、かつ活躍の場所を広げていかなければ
ならないと益々痛感させられました。
(マレーシアは中国語もできますので、英語圏と中国語圏の両方をカバーできるのです。
すごいことですね。アジアの発展の中に身を置くといつも日本が取り残されている感覚
に陥ります。がんばらなくてはですね)
取り急ぎ、コンベンションの1日目を共有させていただきます。
2日目の様子もでき次第アップしてまいります。
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ヒューマン・ユニティ合同会社
代表 網中 達也
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