活動や参加ができるために身体機能を維持または向上する。私もリハビリ計画書を作る時はそのように書きます。
しかし「作業」とは実際に行わなくても自分が作業をしている、作業に関わっていると思えば「作業」としての意味を持つと最近では認識されるようになってきました。
ベッドで寝ていても離れた場所でコミュニケーションをとったり、喫茶店のウエイトレスとして働いたりすることが出来るようになっています。
IT化やロボット技術が進めばもっと色々なことができるようになるのでしょう。
その時、身体機能と活動、参加の関係はどのように考えればよいのでしょう?作業の意味や自分らしい作業は、今よりもっと複雑なものになっていくのでしょう。
作業療法士はIT化が進んでもなくならない職業だと言われていますが、身体機能ばかりに目を向けているとロボットに代わって仕事がなくなってしまうのかもしれませんね。