私たちには作業をする権利があります。なんだか難しいと感じるかもしれませんが、
「自分のやりたいことを、やりたいようにやることは自由なのです。誰にもそれをやめさせることはできない」のです。
年をとったり病気になると人から作業をやめさせられることが多々あるように思います。例えば「1人で外に出ると危ないから出ないように」「ガスを使うと危ないから使ってはいけません」などのように。その代わりに自分の意に沿わないことをやるよう言われます。「外出機会が減っているからデイサービスに行きましょう」「食事は弁当にしましょう」
安全と自由のバランスは難しいと思います。そんな中でもなるべく、その方や家族の方の意向に沿った生活が行なえるよう一緒に考え、工夫をしていくことが私たち作業療法士の役割かなと思っています。
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