玄関を目の前にして、たたずむ俺
夜中ということもあり、周りは静寂に包まれている。
しかし俺のココロはザワザワという音を発している
よし、、、
もう腹を括って飲みすぎてタクシーで帰ってきたことだけをしっかりと伝えよう
ガチャ
玄関のドアを開ける
どうやら妻は寝室にいるようだ
寝室からLINEをしてるのだろう
はっ、、 口紅とかついてないか!?
大丈夫だ、、、
はっ、、 髪の毛とかついてないか!?
大丈夫だ、、、
一つ一つの確認を怠ってしまってはあとで大問題になってしまう
そして意を決して、寝室に向かう
そっとドアを開ける
暗い寝室で妻がスマホをいじっている
その明かりがこれまた恐怖を倍増させる
妻 おそかったね
さぁ、、俺は飲みすぎて遅くなったの一言を怪しくなく言えるのだろうか