じゃあお疲れ様ー!
そういうと男女4人は2組に分かれて帰路へと着く
麻生久美子と俺はたまたま同じ帰りの方角だったので酔い覚ましがてらゆっくりと歩き始める
どうやら麻生久美子は、結構酔っているようだ 千鳥足で歩いている
もちろん俺も酔っているが、普通には歩ける
フラフラと歩くので、時折麻生久美子の腕を掴む
すると酔った麻生久美子が、手を繋いでもいいですかぁー?
と聞いてくる
思いっきり会社近くで飲んでいたため、他の人に見られないか気になったが、ほっとくわけにもいかないのでそっと手を握った
ありがと
麻生久美子は酔いながらも、しっかりとお礼を言い、手を握り返してくる
とろん、とした目をしながらこちらを見てくる
なんだか、かわいいなぁ、、、
いかんいかん、相手は同僚だぞ、、、
冷静と情熱の間で、なんだか悶々とした気持ちになる
すると普通に手を繋いでいたのだが、いきなり麻生久美子が恋人繋ぎに変えてきた
なんだか変な気持ちになってきてしまった
さらに麻生久美子から積極的な一言が出てきた
もう一軒行きませんかぁー?
と。
すみません。野暮なことを聞いて。
登場人物の名前とかは少し変えてますけど。。