【今日の 手ごわかったぞ】
姪の子供って熟語で言うとなに?
姪の子供は男女関係なく”姪孫”と呼ぶのだそうだ。
これを ”めいまご” と読んではダメで必ず ”てっそん” と読むのだそうだ。
「4親等の傍系血族」な。
そんなこたあどうでもええ、テストにも出さないから。
◆
姪の子供の「コッコチャン」の傘の柄が自然に折れたそうだ。
あくまでも気が付いたら折れていた。
決してコッコチャンが折ったわけでは無いそうだ。
(ということでありまする)相変わらずくどいジジイだ。
へっちゃんが「直してー」と持ってきた。「ほいよ」
気楽に請け負ったがこれが間違っていた。
これから長い苦悩の日々が始まったのだ。(ちょっと大げさ)
寝ながらあれこれと方法を考えて・・・・・決定した。
タミヤ模型のエポキシパテ。2つの異なったパテを同量混ぜ合わせる。つまり主剤と硬化剤だな。硬化するとカッチカチになっちゃう。
上の写真は茶色と白色のパテを混ぜている様子。ひねって、ひねって、さらにひねって、手がべとべとになっちゃうぞ。
色が異なれば混ぜ具合も分かるってもんだ。完璧に混合した。
このパテだけでも大丈夫だが、土木技師としては鉄筋を入れてコンポジットってか「複合剤」とする。
てか、鉄筋コンクリートだぞ。どうだ!
柄の中を削って凸凹にし密着性の向上を図る。(なんと頭が良いワシじゃこと)
この中に最前のパテと鉄筋を入れるのだ。そして24時間待つ、硬化する。
接着したぞ。
これでは直したことがバレバレで若い娘は絶対に使ってはくれないのう。(若い娘でなくても)
だから、柄よりもはみ出た部分のパテを削って、柄本体の継ぎ目部分も少し削り込んで
ここにワシの、近年こういった作業をするときには必ずお呼びのかかる、「プラリペア」で削った溝を埋めることにしたぞ。
この後で塗装をするのじゃ。
これが間違いのもと。
プラリペアは、プラ模型などの硬質プラスチックにはほぼ万能だが
この傘の柄は軟質プラスチック、塩化ビニルみたいな材質だ。
だから隙間を埋めても剥がれてきてしまう。
だって素人だもんで、柄の材質までは分からへんで。
◆
でもこれではコッコチャンにお返しすることは出来ません。
家にある接着剤やパテ、あらゆるもの(と言うほど種類は無いけども)を試してみました。
◆
何とかなりました。塗装もしました。
先日納品したが、そりゃあ喜んでいただけましたです。
来た時よりも美しくだよ。
ワシの手間賃とパテ、接着剤、塗料、全部合わせると
「お客さま、新しいものをお買いになった方がうんとお安いです。」
コッコチャンへ
こんどは自然には折れないと思いますよ。
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