六浦真貴の靴磨き

カメラ 靴磨き

革靴 つま先ラバー補修

2022-11-26 20:07:00 | 靴磨き
革靴 レザーソールの宿命 つま先の削れ。
特にグッドイヤーウェルトの靴はウェルトを縫い付けるためのリブがあるためはき始めはソールの反りが硬く、爪先が削れやすい傾向があります。
その内反りが付いてくると削れなくなって行く場合もありますが、油断しているとソール部分だけではなくウェルトまで削れてしまう事もあります。そうなったらウェルト交換と大修理になってしまうので靴磨きの際よく観察しましょう。
履き下ろし前にハーフラバーを張ってもそれさえ摩耗してる場合もあるので要注意。


さて、最近よく履いてる
チーニー アーサーⅢ


一ヶ月ほど履いています。





爪先がこんな感じで削れてきました。
なんとなくもうこれ以上は削れないかな?という気もしますが、安心するためラバー補修をお願いしました。

今回はいつも行く店ではなく浮気して始めての店舗に行きました。
いつものお店は納期が1週間ですが、今回お願いした店では、昼過ぎにお願いしたら夕方には仕上がるということでその間飯食ったり散髪屋に行ったり茶店でタバコ吸ったりします。




こんな感じで仕上がりました。
どういう種類のラバー何かは分かりませんがちょっと硬い感じのラバーです。



自己流革靴のプレメンテチーニー ウィルフレッド 125ラスト ダークリーフバーニッシュド

2022-11-26 01:02:00 | 靴磨き
先日買った チーニー125ラストがすっかり気に入り二足目を購入しました。
セミブローグのウィルフレッド
自己流ですがプレメンテをしていきます。

正直言ってプレメンテという作業が必要かどうかわかりませんがこれも革靴を履く楽しみ方だと考えます。



ダークリーフバーニッシュドというカラーですが、まぁ赤茶ですね。

(バーニッシュドは焦がし加工 部分的に濃い色の靴クリーム塗って擦って定着させたもの。本当に焦がした訳ではない。)

製造されて手元に来るまでどの位かかったのか知るよしもないが、かなり乾燥してて革がモチッとした感触が全くなくパツンパツンになっております。



このままで履くとボール紙を折ったような酷い皺が入るのでデリケートクリームを何度か塗りました。
デリケートクリームを何度か塗ると、出荷時に塗られた靴クリームがダマのように浮き上がってきました。
ニュートラル靴クリームを指で塗ると消しゴムカスのようにボロボロと出てきました。
クリーナーで取らずとも結局は取れる運命だったんだな。

↓本当はコロンブス ブートブラック リッチモイスチャーがプレメンテには最適なのだが中身がからでした。
乾くのに時間がかかるのですが、蝋分多めなのか
これだけでも結構な艶が出ます。


最後は ブートブラック アーティストパレットの無色で磨き爪先はKiwi ダークタンでちょっとだけ光らせました。