作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

所沢市民吹奏楽団 第40回 定期演奏会 5/4

2016-05-05 12:40:03 | 音楽
昨日、所沢市民吹奏楽団の第40回定期演奏会がありました。
ミューズ・アクトホールでした。ミューズというホールは、所沢でありながら、サントリーホール並みの設備を備えた、立派なホール。しかも、自転車で、20分で着いてしまう、地元密着ホールです。

入場無料ということもあってか、満員のお客さんで、私も4階席でした。ほとんど、顔などは、認識できず状態でした。

第一部は、アルフレッド・リードの音楽祭のプレリュード。立派な荘厳な作品でした。
次は、兼田敏の、吹奏楽のための序曲。この作曲家は、吹奏楽に貢献された方とのことでしたが、作風は少し古いかなぁ、と思いました。
一部ラストは、歌劇「蝶々夫人」より(プッチーニ)でした。この時、中学生の合唱が入っていたのですが、人数も少ないし、ブラスに声が消されていたので、聞こえなかったです。大人の人にして、人数増やせばよかったのに、と思いました。

第2部は、アニメなどから、選曲された、楽しいものでした。

まず、ジャパニーズ・グラフィティⅦ。銀河鉄道999、宇宙戦艦ヤマトのメドレー、懐かしく聞きました。

次は、「キャラバン」楽しかったです。
最後に、スタジオジブリ・アニメ・メドレーでした。
生徒にレッスンで教えた、「千と千尋の神隠し」とか、自分が昔、アレンジした作品もあり、懐かしく、楽しく聞きました。

第3部は、ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」誰もが知っている名曲ですが、ブラスで聞くのは、初めてです。
ただ、アレンジは、少し、違和感を感じました。ラベルのスコア、音だけブラスに貼り付けた感じだったので、あんまりブラスの魅力が生かされていなかったように思います。

指揮者ですが、2人いらっしゃいました。
米崎栄和(ひでかず)さんと、吉田謙治さんです。
米崎さんは、一度、サラリーマンになったものの、音楽への気持ちが大きく、それから、また音大行ったチャレンジャーで、所沢在住です。
わかりやすい指揮だなぁ、と思いました。

2曲、アンコールもあり、お客さんも楽しめたのではないでしょうか。

大成功のコンサートでした!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする