
母が大好きなダリアの花
この種類は、昔のとは随分イメージが違うけど
ダリアらしい。
・・・・・・・・・
母は昔から
それなりに何でも出来る人だったので
色々引っ張り出されては
色々な役をこなしていた様に思う
ただの目立ちたがり屋というのではなく
裏方で頑張っていたと思う。
一番大きなお役は
合唱団の伴奏をしていたこと。
そして、
教会のオルガンを弾いていたこと。
どちらも数十年続けていた。
それから・・・
よく仲人をしていた。
他所様の娘さんや息子さんのお相手を探して
結婚させるのも
生き甲斐だった様だ。
ただ自分の子供たちの結婚は
自分の想い通りにはいかなかったみたいだけれど😅
・・・・・・・・・・
母は今年94歳になった。
もうピアノやオルガンも弾けないし
人の結婚のお世話も出来ない。
大正生まれにしては大柄で
身長は157センチ、体重もそこそこあった。
今では身長の測定は不可能、
体重は35キロになってしまった。
1日の大半を寝ている状態。
それでも覚醒状態の時は喋ったりもする。
きょうは久しぶりに
母の意識がはっきりしている時に
会えたので
最近の私のライブの写真をみせた。
すると最高の笑顔で
「綺麗やねぇ!」と言ってくれた。
別の写真も見せたら・・・また
「ベッピンさんや!」と言ってくれる。
きっとマイクを持って歌っている姿が
母は嬉しいのだと思う。
いつまでこんな母娘の時間が持てるだろう
胸がいっぱいになりながら
「ありがとう❣️」と言った。
「毎日 楽しい? ピアノは弾いてる? 歌は歌ってる?」
と会う度に聞く母
もう少しの間
「楽しいよ! 歌は歌ってるよ!」
と答える「娘」でいさせてください。