iaorana

はなっちです、日々のこと可愛いものたまに旅✈︎

お休み。

2010-12-13 14:56:37 | 日々のこと


日曜日、日生劇場に「十二月大歌舞伎」見に行ってきました。
日本画教室の先生と先輩方と4人で。
(先生の言うベストメンバー。(面倒な人がいない。笑))
演目は「摂州合邦辻」と「達陀」。
いや~「摂州合邦辻」の菊之助氏・・・綺麗で色っぽくて・・・
でも恐ろしい・・・複雑な感情を持つ女性を見事に演じられ
ておりました。
偶然にも、この演目を菊之助氏が玉三郎氏に師事している
番組をユーチューブで見たばっかりだったのです。
力を入れていた、そのシーンを今か今かと待つのがまたドキ
ドキもので・・・。
お話は・・・高安という大名に後妻に入った菊之助氏演ずる
玉手御前があろうことか義理の息子俊徳丸に惚れてしまい。
ちなみに義理の母20才義理の息子18才という設定。
母妖艶すぎて20才と言われてもムリ。笑
結局、振られたあげく息子に病気になる毒を盛り。
なんやかんやで、馬鹿娘と言わんばかりに父親に刺され
玉手御前死ぬ間際に息も絶え絶え告白、実は何もかも高安家
を守るための行動だったと・・・へ?ええ!?
ちっとばかし?なオチ、歌舞伎だし・・・まあね。
その複雑な玉手御前の心境が見所だからと、納得?笑
ブチ切れでこちらを睨む玉手御前、ちびりそうなぐらい恐かった。
お席が花道の真横だったのですが・・・目の前、菊之助氏って
いやはや美しいのなんのって!
睨む顔も恐いけど美しい。
次は、尾上松緑氏が僧を演ずる「達陀」。
3月東大寺で行われる「お水取り」の儀式の中、僧が煩悩を
払い退けるお話。
火の粉が降り注ぐ舞台で僧たちが床を踏み鳴らすのは壮観
でした・・・なんかこちらも煩悩払い退けられたような。笑
本当は3月のお話ですが、この時期ぴったりなお話だと。
魔よけというか。笑
ああ面白かったぁ。
渦中の歌舞伎界ではありますが・・・舞台を見たらあんなの。






歌舞伎を楽しんだ後はお茶。
H子さんの提案でペニンシュラへ。
H子さんがジンジャーマンくれました。笑
皆様落ち着いた方ばかりなので、文字通り落ち着いた素敵な
時間を過ごさせて頂きました。
とりあえずビールとかじゃない世界、たまにはね。
この後、いつもなら先生が「○ちゃん飲みに行こうよ。」となる
のですが・・・前日飲みすぎて懲りたらしいです。笑
なのでひとりでブラブラ帰ることに。
これがまた楽しく。