初めての野外○○

ご注文をいただいている紬の色無地の織りはじめ。重ねの色の具合をみると・・・

ん～、想像していた色と微妙に違い納得できずに、ヨコ糸を数種類染め試してみることに。


数日後、染めた五種類の微妙な色違いの糸を織り、色の重ね具合を家内と協議。

結論は、全て作り直しということに。


しかし、間が悪いことに作業場を改装しているために染まる場所が無い・・・





とにもかくにも最優先で染めなくてはならない！

急遽、ＬＰガスを手配、別な場所に保管している道具を取りに行き、

車庫に染め場を作り作業をすることに。


この冬一番の寒波でかなり寒く外気温が低いということもあり水温も上がりにくく、

普段と染める場所や位置も違うので作業段取りも悪い悪い。





苦労した甲斐もあり今年最高のかなり納得出来る色が染め上がりました。

しかし、お正月は休み無しかな（笑）織り上がりが楽しみです！


上原達也


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改装中につき

指宿もようやく冬らしい寒い日がここ数日続いています。


四国から戻り、通常の作業と来年の養蚕に向けて何かと忙しい日々を過ごしながら

現在、来年の養蚕開始に必要な製糸機械を設置するために作業場を改装中です。





画像は染場になります。以前の広さの3倍になります。





祖母が住んでいた築40年近い建物・・・。私同様にガタも酷いです。

二条城張りの鶯張りの廊下も音色が出ないように床の張り替えも。

左は改装前、右は作業中現在の状態です。





現在ご注文品をいただいている草木染の色無地です。22年1月に納品です。


今年もあと僅か10日ほどで新年です。平成22年は楽しくなりそうな予感満載です！


上原達也


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養蚕農家への道 ～四国編3～

徳島でお世話になった方々へ感謝の気持ちを抱きながら、再びトラックを走らせ四国の松山道を東へ3時間半　愛媛の西予市へ。


以前からご縁のある、野村シルク博物館で講師をされている高橋さん宅に到着。

風を感じる素敵な家に、おいしい夕食、久しぶりのお布団、素敵なご両親のお陰で旅の疲れが癒されました。

ありがとうございました。


翌日、野村シルク博物館へ

館長さんに養蚕農家へ連れて行っていただき、施設の見学や製糸の話を伺ったり、

また館長さんのはからいで翌年の春蚕の際に研修をさせていただけることに。





晩秋蚕が終わったばかりの養蚕農家の蚕室





繭を冷蔵保存している冷蔵庫内での作業（野村で育てられた仮死状態の繭）





座繰り作業中


館長の亀崎さん、講師の高橋さん本当にお世話になりました。


ありがとうございます。


照美



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