「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

「より良い心(マインド)に、変容できる 本」07

2013-06-27 08:39:00 | 気づき



(…一般的に 炭水化物は)
すぐに 糖になるので、わたしの場合は、からだが だるくなり、脳が痙攣(けいれん)する 感じがします。

それに、炭水化物が 糖・インスリン反応( 血糖値が上がるとインスリンが 分泌され、からだに 糖を取り込んでくれる )を 引き起こし、もっと炭水化物が 欲しくなる感じが 好きじゃありません。

タンパク質が、感情の変化を 引き起こすことなく活気づけてくれ、エネルギーを与えてくれるほうが好き。

あなたは わたしと違う反応を 示すかもしれませんが、それは それで かまいません。

バランスの とれたダイエットは 大切です が、食物によって 自分がどのように エネルギーを燃焼し、肌の内側で どのように感じるか を 優先して考えるべきなのです。


気分を( よいほう、または悪いほうへ ) 一転させるには、鼻を刺激するのが 一番 手っ取り早いかも。

もしあなたが 過敏症なら、現実の世界での生活は 堪え難いものに なってしまいます。

嗅覚を利用して、自分を 現在の瞬間に戻すのは 簡単。

よい香りがする キャンドルを 灯(とも)したり、バニラや 薔薇、アーモンドを 使って、ストレスの記憶を抑えて 気持ちを高揚させてみましょう。

何かの匂いが ふんわりと 通り過ぎるとき、それを認知のループに留めて、じっくり時間を かけて、匂いの正体を つきとめてみる。

それを、いい香りから 悪臭までの 10段階のレベルで 記録しておきましょう。

いろんな匂いの根底にある 生理機能を 感じ取るのを忘れずに。

気持ちのいい匂いで、自分を「いま、ここに」移動させましょう。


もし、匂いを嗅ぐ能力に 何らかの支障がある場合でも、関係する回路が 永久に切断されたのでなければ、感度を高める方法は あります。


(つづく)

「より良い心(マインド)に、変容できる 本」06

2013-06-27 06:29:42 | 気づき


文庫本(P.265~)
…(略)

・・・飲んだり 食べたり 楽しんだりすることは、現在の瞬間に 起きています。

口には いろいろな感覚受容体があって、味が わかるだけじゃなく、独特な舌触りや 温度のちがいだって わかるんです。

いろんな食べ物が それぞれどんな味なのか、もっとよく味わってみませんか。

それが 口の中で どう感じられるかに 注意してみませんか?

どんな食べ物を 楽しみにしていますか?

そして、その理由は 何ですか?


わたしは タピオカプディングの、ひとつひとつの 小さな粒を 見つけるのが 大好き。

スパゲティーも 食べるのに かなり面白い 舌触りを感じます。

いちばんの 食べる楽しみといったら、半分凍った エンドウの さやから豆を押し出したり、マッシュポテトを 歯のあいだで すりつぶすこと。

あなたの お母さんは、あなたが若い頃には、
「そんな はしたないこと するんじゃありません」と 叱ったことでしょう。

でも、自分の家にいて、個人的な趣味としてなら、かまわないんじゃないかしら。

ともかく、あなたが食べ物を 楽しんでいるとき、ストレスを招くような思考を 心に抱くのは難しいですよね。


食べ物をとるときに からだが感じることはさておき、食物が からだと心に与える 生理的な影響も とても大切です。

滋養面での価値ばかりに 重きをおく従来の考え方を 脇において、どの食品が からだを どんな感じにするか、注意してみてください。

わたしは砂糖も カフェインも、食べたり飲んだりしたらすぐに、肌が むずむずしてきます。

あまり 好きな感覚じゃないので、できるだけ摂らないようにしています。

トリプトファンという 化学物質を含んでいる食物 ( ミルク、バナナ、七面鳥 )を摂ると、脳の中の 神経伝達物質のセロトロニンのレベルが 急速に高まり、気分を ほぐしてくれます。

集中したり、気を鎮めたいとき、わたしは あえてこうした食品を 口に入れます。

一般的に 炭水化物は

(つづく)


「より良い心(マインド)に、変容できる 本」05

2013-06-26 10:49:49 | 気づき



…文庫本(P.260~261)

……略)
脳卒中により、わたしは内なる自分を発見しました。

ほんの少し、考え方や 感じ方を変えるだけで、深い心の安らぎが 得られることに気づいたのです。

安らぎを 体験する といっても、人生が いつも歓喜に満ちあふれている、という意味ではありません。

あわただしい人生の、あたりまえの混乱の中にあっても、心の 歓(よろこび)に 触れることが できるという意味なのです。

多くの人にとっては「考える頭」と「思いやる心」の あいだの距離は、ときとして 遠く離れているように 感じられるでしょう。

ある人は、この距離を 思いのままに横切って進みます。

また ある人は、絶望や 怒りや みじめさに深くとらわれて、心の安らぎなんて 別世界のものです。


左脳マインドを 失った経験から、深い内なる安らぎは、右脳にある 神経学上の回路から 生じるものだと 心の底から信じるようになりました。

この回路は いつでも機能しており、いつでも つなげることができます。


安らぎの感覚は、現在の 瞬間に起こる何かです。

それは 過去を反映したものや、未来を 投影するものではありません。


内なる安らぎを 体験するための 第一歩は、まさに「いま、ここに」いる、という 気になること。


どんなときに、深い心の安らぎの ループが働いているのかに 気づくことができれば、その回路に 意識的に つなげることが容易になります。


(つづく)


「より良い心(マインド)に、変容できる 本」04

2013-06-24 22:51:15 | 気づき



(文庫本) 奇跡の 脳
「脳についての解説」P. 310

…(略)…「感じる」という言葉は 漫然と 使われているので、ここでは、脳内で起きる「感じる」の違いを ハッキリさせたいと 思います。

まず第一に、悲しみ、喜び、怒り、欲求不満、あるいは興奮した「感じ」は、辺緑系の細胞に よって生じる情動が もたらすもの。

第二に、あなたの 手の上で 何かを「感じる」ことは、触ることを 通して 感じる 触覚、あるいは 運動感覚の体験を 意味します。
この種の感じは、
接触の感覚系を 通じて起き、大脳皮質の中心後回に 関係しています。

そして最後に、直感的な感じ ( しばしば「腹の底から湧き起こる感じ」と表現される ) を 理性的な判断と 比べる場合。

この直感という 新たな発見に満ちた知覚は、大脳皮質の 右半球が もとになっている、高いレベルの 認知なのです(「2 右脳と 左脳は ちがう!」で、脳の左右の半球の 働きの ちがいについて、よりくわしく論じています)。

……(略)


「より良い心(マインド)に、変容できる 本」03

2013-06-24 21:49:56 | 気づき



「・・・ 人間とは、考える 生き物だ 」そして「感じたりすることも できる・・・」

…一般人なら、きっと この↑ような判断をしてると思います。

しかし、この (文庫本 - P.309)「脳についての解説」には、下のように記されていて、これを見た 私は、一瞬! あの「天動説 / 地動説」を連想していた……。


…(略)… ですが、外界からの メッセージが 大脳皮質に届いて、高度な思考に 入る前から「これは苦痛だろうか、それとも 喜びかしら?」という具合に、その刺激を どう とらえるかを 感じています。

みなさんの多くは、 人間は 考える生き物だ けれど 感じもするのだと 考えているかも知れませんが、 生物学的には、 わたしたちは 感じる生き物だ けれど考えもするのです。

……(以上)
******* *** *******


…専門的な 知識を持っていない人間の殆どは、子供の頃から、まわりの 大人たちに
「・・・ ものごとを よく考えて、判断しなさい!」などと 言われながら 育ってきました。ですよね ?

しかし、実際は、「・・・ よく感じて、そして よく考えてから 判断し、答を出しなさい!」が、大人としての 正しい表現法 なのですね。

・・・・・ 小(中)学校の先生や ご両親、そして、塾の先生方!

どうぞ「 正しい〝表現〟を、よろしく お願いしま~す!」


( 04 につづく )