今日ある患者さんのご遺族がお父さんの形見の旗を持って来てくれた
この旗はある駆逐艦に実際に載っていた旗だ
おそらく若い女学生たちが縫ったと思われる手縫い(ハンドミシン)のあと
あるとき、その患者さんが「この旗はこの価値がわかるひとにもらってもらいたい」といってわたしにくれようとしたのを
「そんなの畏れ多いです。この旗はこの旗の価値のわかるご家族にぜひお渡しください」といって受け取らなかったときに
その方がほんとに残念そうな顔をしていた
わたしもその患者さんのなんともいえない残念そうな顔が忘れられず、ご遺族にその話をしたときに
「ぜひ先生にもらってほしい」
といわれていたものだ
自分が乗った艦の横で爆発した爆雷の話、自分が乗った艦が魚雷を受け、傾きながら呉まで曳航されて帰った話、
そして、もう帰らないとわかっていながら、
「きっと帰ってこいよ~!」
と叫びながら仲間が飛び立つのを甲板の爆風避けの中で帽子を振って泣きながら見送った話
すべてがリアリティに富んでいた
戦争の悲惨さを伝え聴くことができるひとはほとんどいなくなった
戦争や戦没者の追悼、憲法改正や防衛、
安倍のようなゴミが軽々に語ってよいものではない
いま天皇に軽々しく旗を振っているおばさんたちは
この旗のもとに飛び立っていった若い兵士たちの気持ちが少しでも理解できるだろうか
福一流出放射能でどのように発がんしていくか
「がん難民」にならないために
なぜ寝たきり患者が量産されているのか
この旗はある駆逐艦に実際に載っていた旗だ
おそらく若い女学生たちが縫ったと思われる手縫い(ハンドミシン)のあと
あるとき、その患者さんが「この旗はこの価値がわかるひとにもらってもらいたい」といってわたしにくれようとしたのを
「そんなの畏れ多いです。この旗はこの旗の価値のわかるご家族にぜひお渡しください」といって受け取らなかったときに
その方がほんとに残念そうな顔をしていた
わたしもその患者さんのなんともいえない残念そうな顔が忘れられず、ご遺族にその話をしたときに
「ぜひ先生にもらってほしい」
といわれていたものだ
自分が乗った艦の横で爆発した爆雷の話、自分が乗った艦が魚雷を受け、傾きながら呉まで曳航されて帰った話、
そして、もう帰らないとわかっていながら、
「きっと帰ってこいよ~!」
と叫びながら仲間が飛び立つのを甲板の爆風避けの中で帽子を振って泣きながら見送った話
すべてがリアリティに富んでいた
戦争の悲惨さを伝え聴くことができるひとはほとんどいなくなった
戦争や戦没者の追悼、憲法改正や防衛、
安倍のようなゴミが軽々に語ってよいものではない
いま天皇に軽々しく旗を振っているおばさんたちは
この旗のもとに飛び立っていった若い兵士たちの気持ちが少しでも理解できるだろうか
福一流出放射能でどのように発がんしていくか
「がん難民」にならないために
なぜ寝たきり患者が量産されているのか