国から見捨てられ命を絶った、とある「母子避難者」の悲劇
あの日までは、普通の家族だったのに
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54918
原発事故で避難した人たちの生活が困窮している。特にやむなく自主避難に至った人たちの生活は苦しく、2017年に住宅提供を打ち切られた今、未来への不安と孤独にさいなまれ自死した母子避難者の母親まで現われた。
事故から立ち直っていく人たちがいる一方で、助けを求める人たちが声をあげられなくなっている。こうしたメディアが報じない「不都合な真実」を、若手女性ジャーナリストで『地図から消される街』の著者・青木美希氏が描く。
子どもの未来を守る、その一心で
2018年1月10日、筆者は神奈川県の公園を訪れた。風が緑地を吹き抜け、ササや下草を揺らす。サクラやタケなど多種多様な木々が茂る雑木林。ドングリや落ち葉の中で、二股に分かれ、遊歩道を覆うように空に伸びるコナラが茶色の木肌をさらす。
54歳になる一人の母親が2017年5月、この木に洗濯物用ロープをかけ、首を吊った。子どもたちと福島県から東京に避難していた。
彼女は、2つ3つと仕事を掛け持ちし、必死に子供の学費を捻出した。しかし心身共に追い詰められてしまった。どのように支援が打ち切られてきたか、どう絶望していったかを克明に書き残している。学費の悩みが多く残されており、なにより住む場所に困っていた。
震災から7年。事態は深刻化している。
立ち直っていく人が増える一方で、支援が次々打ち切られるなかに取り残される人が孤立している。震災関連自殺は2016年の21人から17年には25人に増加した(2018年3月12日時点)。
特に県外避難者の生活は苦しく、福島県の調査では避難指示などが出た1万人以上がうつ病や不安障害の傾向が高いと推計され、特に県外避難者は9.7%と、全国平均の3倍以上の割合だった。世間の無関心のため、助けを求める人たちが声を上げられなくなったことが背景の一つにある。
首を吊ったこの女性は、震災前は夫と中学生の長男、小学生長女の4人で一軒家で暮らしていた。カレーや肉じゃが、手料理が得意で、子どもたちを励ますときにはチーズハンバーグをつくった。たまに家族旅行に行くのが楽しみだった。
「あの日」までは普通だった。
一家が住んでいた福島県郡山市は、原発事故で線量が上がった。放射線量は
2011年4月1日午前0時時点で郡山合同庁舎東側入口が2.52マイクロシーベルト毎時。平常時(0.04~0.06マイクロシーベルト毎時)の40~60倍だった。
女性が線量計を借りて測った。学校の近くは1マイクロシーベルト毎時あった。国が年1ミリシーベルトとする0.23マイクロ毎時の4倍だ。
2013年5月、田村市の住宅では出荷制限された野生のしいたけが食卓に上っていた(photo by The Asahi Shimbun)
政府は4月19日になって、
「年20ミリシーベルト」という、福島県内の小中学校や幼稚園などの暫定的な利用基準を公表した。どうして平常時の20倍なのかと、県民や有識者から批判が相次いだ。
内閣官房参与の小佐古敏荘・東京大学大学院教授は、4月29日に記者会見を開き、「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と涙を流しながら訴え、辞任した。
20ミリシーベルトという基準に、女性も絶望感を覚えた。
「ああ、見捨てられるんだ」
郡山市では
「肌を露出するプールは断念せざるを得ない」として、屋外プールのある小学校、中学校で屋外プールでの授業を中止し、全校で屋外の活動時間を独自に一日3時間までとした。1学期の運動会も延期した。
異常な世界。どうやって子どもたちを守ればいいのか。避難しようと訴えたが、夫は受け付けない。
「
100ミリシーベルトまでは大丈夫だと言っているだろう。おかしくなったのか。家のローンは20年以上あるんだ」
自分がおかしいと言われる始末だった。
2011年11月、福島第一原発敷地境界 線量計は96マイクロ毎時を示した(photo by The Asahi Shimbun)
そこで、厚労省の白血病の労災基準は年5ミリシーベルトだ。低線量被曝でも労災認定が出る、という労災基準を記した紙を示して訴えた。しかし、びりびりと破かれてしまった。
女性は決意した。
「娘は将来、子どもを産むかもしれないのに、被曝で何かがあったら困る」
8月に仕事を辞め、娘だけを連れて避難することにした。女性は当時49歳。行き先はかつて女性が住んだことがあり、子どもを出産した場所でもある東京にした。土地勘があり、かつ息子のために、戻ってこられる距離にいたいと思った。
避難者には、都営住宅や国家公務員住宅、雇用促進住宅、民間借り上げ住宅などが提供された。母子が提供されたのは、東京都内の雇用促進住宅の一室だった。
こうして家族は200キロ離れて暮らすことになった。
>「肌を露出するプールは断念せざるを得ない」
アホですねえ
肌の露出とか関係なく、
放射線は突き抜けてくるのに
>避難しようと訴えたが、夫は受け付けない。
「100ミリシーベルトまでは大丈夫だと言っているだろう。おかしくなったのか。家のローンは20年以上あるんだ」
こういうやついますねえ
薬屋も福島に仕向ける’上司’は被曝のことなんか「そんなこと気にするのか? ^^」と部下にいうようなバカを派遣するそうです
自分たちに被曝させているクズに
いまだに手を振るバカが
クズどもを調子に乗せている
石綿をわざとばら撒くクズや
放射性物質をばら撒いたクズが責任を取らずに、そのまま商売できる安倍の美しい国
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>暖かい日だった。女性は身を寄せていた集合住宅から500メートルほど離れた公園で、木に洗濯用ロープを張り、首をかけ、体重を預けた。使ったのは最後に買ったあのロープだった。
だから、こうなるから、一刻もはやくわたしの本とゴミ屋の話を福島でばら撒いて汚染土民全体になにされてるか理解させろといっていたのに
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裁判官もクソですが、
モタモタやってると人が死ぬという感覚というか、危機感が欠落しているバカがほんと多いです
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>「娘は将来、子どもを産むかもしれないのに、被曝で何かがあったら困る」
8月に仕事を辞め、娘だけを連れて避難することにした。
彼女の判断は正しい
が、なぜ
ひとを自殺に追い込むクズが笑ってて
被害に遭ったひとが自死せねばならないのか
発がん物質に囲まれて暮らしている
福島の汚染土民は
安倍みたいなつまらないゴミに
完全にコケにされている
安倍は自分たちの利権(金)のために平気でひとを死なせる
土民もいい加減気づけばいいのに・・・
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土民は救いようのないくらいバカだから、
自分たちに発がん物質を吸わせているクズに手を振っている
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ほんとに
素直にいうこと聞かない猿は救えない
汚染土民とその周辺に住む連中は
そういうのを
死ぬまでに
理解するだろうか?
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