ある乳がん患者さんのエコーを当てながらしゃべっていて
「患者の権利」の話になった
そのひとは最初にがんを切ってもらった主治医にほんとはかかりたいが、
その主治医は元いた病院を辞め、乳がん専門医もやめてしまったそうだ
「まあ、ややこしいのもたくさんいますから疲れたんでしょうかねえ・・」
「でも、やっぱりなんでも話聞いてくれる先生がいいし、患者には治療を選ぶ権利があるでしょう?
自分が用意した治療法に従わないなら、よそいってっていう先生もいるし・・
あの先生、ほんといい先生だったのよ」
「ふーん・・・
でも、・・さんはよく勉強しているけど、
実際ポーンと投げられて
『さあ、自分で治療法選んでください ^^』といわれて、選べる?」と聞くと
首を横に振って
「・・・・やっぱり自分にはわからない」と
でしょー・・
医者でさえ専門外だったら、乳がんの治療なんてわかんないんだから
それを患者さんに選ばせるなんて無理だよ
小林まおなんか医者のいうこと聞かずに死んじゃったでしょ?
ああなるよ
というと、しみじみうなずいていた
あそこの事務所に出入りしていたひとの知り合い知ってるけど、おかしなのとかにも手出してたらしいよ
ああいうのは不幸だよ
その患者さんは素直でこちらも話をしやすい
そういう患者さんは助かりやすい
わたしがおよそ20年フォローできているのも
そういう患者さんばかりだ
進行がんでも
ちゃんと治療を行えば、助かることも多い
土民の場合
うまく当たった人間から
徐々に発芽してくるわけです
そうなる前に助けようとしたんですけどね
汚染土民とその周辺に住む連中はそういうのを死ぬまでに
理解するだろうか?
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